そーゆーとこツボなのさ

終日もう君に夢中

村上信五のダンスを語ろう ー「不安定」という魅力ー

If or...NEO、ドリームアイランド、関ジャム、この1週間に突然供給されたヒナちゃんのダンスダンスダンス。

ヒナちゃんのダンスを大好きな私としては、堪らなかったですねぇ。

もちろん青いイナズマのステップも最高だし、シンデレラガールはキラキラ可愛いし、koi-wazuraiは天使だし、ブリュレも久しぶりに見れたし、YSSBという普段関ジャニ∞のしなさそうなテイストの毒気のあるエロを見れたのも満足だし、ハイティーンブギは歌も良かったし、

 

何より、STRIPE BLUEが最高すぎました。

 

いやー、もう録画した関ジャム10回くらい見返したんですけど、本当ヒナちゃんのダンスって最高だなって。

よくオタクは語彙が消えがちですけど、私はあまりにも良いものを見ると語彙が降ってきがちなんですよね。語らずにはいられない。

 

というわけで、今回の記事ではヒナちゃんのダンスにどんな特徴があって、どうしてそんなにも私にとって魅力的なのかを考えたいと思います。

 

まず、私の考えるヒナちゃんのダンスの特徴は、関節(特に腰と首)の可動域が広い、重心の移動(特に上下の移動)が多い、そして何よりあのアンバランスですらある体型、この3点だと思います。

 

関節が柔らかいのはもちろん日々の柔軟の成果もあるとは思うのですが、やっぱり生まれつきの個人差的なものも大きいのかなと。

特に一般的に女性の方が柔らかいとされる股関節や骨盤の可動域が広いのと、首の筋肉がしっかりしているせいか首の動く範囲が広いというのを感じます。

私も少しダンスを習っていたことがありますが、首のアイソレーションってめっちゃ普段使わない筋力を使うんですよね。

これはJUKEBOXやジャムのsorry sorry loveのサビや、Excite!!のHeavenly Psychoの「そこに僕の姿がなくても世界は簡単に回った」とか、STRIPE BLUEの丸山さんパート「貝殻の裏側にイニシャルを〜」の部分を見ていただけると、ヒナちゃんの首と腰の柔らかさがわかると思います。

 

私、上に書いたHeavenly Psychoのダンスが大好きなんですけど、マルチアングルで同じ振りをしている横山さんや内くんのダンスを見ていると、ヒナちゃんだけ特に上下に跳ねるような動きが多いことに気づくんですよね。

STRIPE BLUEの特にイントロで丸山さんのダンスと比べたりしながら、ヒナちゃんって重心の移動が激しいんだなってことを感じました。

これ多分一般的に重心は安定している方が良いんだと思います。

特に丸山さんのダンスは重心が安定していてドラマチックで色気のある成人男性の魅力の詰まったダンスを感じます。

ヒナちゃんは重心が動きやすい分、長い腕に振られて上半身の振りが激しいダンスでは不安定になりやすいという部分もあります。

でも、欠点ばかりではないどころか、むしろそれがヒナちゃんのダンスの大きな魅力につながっていると思います。

 

基本的に上下の動きが多いというのは「幼い・元気・可愛い」といった印象を与えます。アイドルダンスとしてはそういった要素はかなりプラスに働くんですよ。

またヒナちゃんは、手脚は長いものの身長はそんなに高くないし、小柄な男性という感じだと思うんです。でも、重心が激しく動くことによってこじんまりしたダンスにならずに華やかさが出るのかなと。

そしてさっき重心が安定しないと不安定な印象を与えるということを少し言いましたが、それに加えて関節が柔らかいことで女性的で色っぽいと言った要素も出てくると思うんです。

 

つまり、これら二つの要素によってヒナちゃんのダンスは他にはない可愛さ、色気、儚さ、脆さ、人を惹きつけるような不安定性を手に入れているわけです。

 

もちろん、ただ重心が安定していなくて体がくねくねしているだけでは意味がありません。

ヒナちゃんの運動神経と鍛え上げられた体幹、正確に振り付けを覚えるという基礎があって、そこに彼にしかない独自の要素が足されることで、ナンバーワンではなくともオンリーワンになれるだけの魅力が出てきているというわけです。

 

といった、どこか不安定な色気を醸し出すヒナちゃんのダンス、それを運動神経や体幹、ダンスの正確性のさらに下、基礎の基礎、土台として支えているのがヒナちゃんの体型です。

 

ヒナちゃんの体型は知っての通り、と言いたいところなんですが、せっかくなので語っておきますね。

 

・華奢な肩幅

・長い腕

・薄い胸板

・細い腰

・短すぎる胴体

・丸みのある臀部

・細いながらも適度に肉付きのあるバランスのとれた長い脚

 

つまり、ヒナちゃんの体というのは上半身が成長を止めたような小さな作りになっているにも関わらず、下半身はしっかりと大人の色気を持つパーフェクトボディなんですよ。

これが組み合わさることによって、全体としてはやはりアンバランスで不安定な魅力につながっていくわけです。

 

ということは、先ほど挙げたヒナちゃんのダンスが与える印象と、ヒナちゃんの体型が与える印象というのは、かなりの部分合致したものになります。つまりそうした印象が強調されるわけですね。

 

まとめ

ヒナちゃんのダンスは、

土台:成熟と未成熟の混じり合った華奢でアンバランスな体型

基礎:運動神経、体幹、ダンスの再現力

特徴:可動域の広い関節と重心の移動がもたらす不安定感と未成熟さ

これらによって、女性的になったり、中性的になったり、子供っぽく見えたり色気が出たりと不安定な魅力が生み出されるわけです。

これまで私は「不安定」という言葉を何度も使ってきて、しっかりと理解してくださっている方なら分かると思いますが、ある場合において、それはプラスの意味を持ちます。

だいたい人間なんて綺麗すぎるものには案外興味がなかったりするんですよ。どこか欠落しているとか、未熟だとか、そういう部分を見つけてしまった時に、完璧なものを見たときよりも酷く惹きつけられることがあるんです。

もちろん完璧なものというのもそれなりに魅力的で人を惹きつけますが、不安定なものが人間の心を惹きつける能力というのは、時々恐ろしいほどに強大になると思ってます。

私は、そんな狂おしいヒナちゃんの魅力に取り憑かれた一人です。

 

 

 

 

アイドルという信仰形態

<今までの想定>

ファン -「愛」→ 関ジャニ∞

 


<現在の推測>

ファン -「愛」→ 関ジャニ∞ ←「愛」- 5人

 


この図式が、この記事に私が今から書くことである。

 


ここ最近の関ジャニ∞を推していて感じたのは、愛はファンから関ジャニ∞への一方通行ではなかったのではないか、ということだ。

 


ファンというのは一方的にアイドルを応援するもので、アイドルというのはそれを支えに活動するもの、そういうものだと思っていた。

しかし最近感じるのは、関ジャニ∞からファンへの愛。

 


愛という言葉の定義が難しいが、この記事では「愛」というものを、応援や尊敬や崇拝やリア恋や性欲や、様々な形はあれど、そのアイドルに抱く強いプラスの感情ということにしておこう。

 


たびたび、アイドルと宗教の共通性を考える。

これはさして珍しい視点でもないと思う。

多神教とか無節操とか色々言われる日本人の信仰だが、そこに死んだ人間が加えられるのと同様に、生きている人間が加えられても不思議ではない。

大体、人間というのが何かしらを全く崇めることなく生きていくのは非常に稀である。

多かれ少なかれ、誰しも何らかの不確かなことを信じていないと生きていけないのだ。

 


神の形は、一般的に2種類あると考えられている。

説明の神と救いの神だ。

前者はこの世の説明の付かない事象について理由付けをくれる。いわゆる創造神と呼ばれるものだ。ちなみに日本の神道における神はこのような役割は持っていない。世界は神が登場したときにはすでに世界はできていた。

特にこれは科学が成立する以前は、宗教における大きな役割だった。宗教は、教育という側面もあったのかもしない。

天災や病気、人間に降りかかる巨大な災難にも(科学的な真偽は別として)確かと思われる理由を神は与えてくれたのだ。

人間は、とりあえず理由を与えられると安心する生き物である。

 


神役割としては、後者、救いの神の方が馴染み深いだろうか。

なにか深い苦しみがやってきたときに、私たちを救ってくれる、あの神だ。

 


さて、話は関ジャニ∞に戻る。

私は関ジャニ∞をカミだと思っていた。

正確な意味の「神」とは少し違うかもしれないが、確かに私は関ジャニ∞村上信五に愛を抱き、信仰し、救われていたのだ。

 


間違いなく彼らは私の救いの神だった。

 


ただし、生身の人間である。

生身の人間を信仰対象とすること自体は不可能ではないだろう。

しかしそれは、信仰される側にとてつもなく大きな負担を与えるもので、罪深いものであると私は考えている。

今の関ジャニ∞は、かつてよりもさらに生身の人間らしいような気がする。

彼らは「最高で最強」になろうとしたが、「最低で最弱」な部分を隠しきれなかったのだ。

 


彼らをカミだと思っていた。

過去形なのは、今はそう思っていないからだ。

だが、アイドルとファンの間に宗教的な信仰に似たなんらかの関係が存在しているという考えは変わっていない。

 


私は最初に書いた通り、ファンというものは、アイドルに一方的な愛を送っている存在だと思っていた。

しかし、関ジャニ∞は想像以上にファンに向けて愛を感じていた、と考えている。

安田さんのグッドナイト関ジャーニーの「All is well」の弾き語りを聞いた後に、私はこれを書いている。

村上さんは関ジャニ∞を「お天道様」に喩えた。

お天道様と神というのは、かなり近い存在だと感じる。

 


ここで一つ小話を。

ニーチェの「神は死んだ」という言葉は、かなり有名なので、聞いたことくらいはあるのではないだろうか。

そこには様々な解釈がある。

一つの解釈を軽く紹介しておこう。

 


まず、日本人にとってヨーロッパというのは、日本に比べると"きちんと"宗教を信仰している国だというイメージがあるかもしれない。

しかし実際に敬虔な信者というのは、日本における仏教の敬虔な信者くらいの割合だという。

ほとんどの人は、なんとなくで初詣に行くように、なんとなく教会で祈りを捧げるのだ。

 


ニーチェの生きた時代でも、「神は死んだ」と言われて激怒する人は、それほど多くなかったし、実際ニーチェは断頭台に送られることも、牢獄の中に閉じ込められることもなかった。

地動説を唱えて投獄されたガリレオの時代と比べれば、随分最近の、つい100年ほど前の話である。

その頃には、無心論者と言われるような科学主義者もかなり居た。ニーチェが「神は死んだ」という言葉が収録された『悦ばしき学問」を書いたのは、産業革命後の19世紀後半だ。

科学主義者たちに向かって、ニーチェは「神は死んだ」と言ったのだ。ニーチェは無心論者ではない。

科学の台頭によって、「創造の神」を必要としなくなった人間は、神を信じなくなった。

しかし、「救いの神」を人間は、どうやっても必要とする。そこには神に似た別の何かがまた新たに様々登場した。

先ほど宗教には教育的な面が存在するのではないかという話をしたが、それは道徳の形成という形で最もよく現れていると感じる。

ヨーロッパの大半の道徳というものは、キリスト教の考えが元になっている。日本の道徳だって、仏教や神道の考えが深く根付いている。

神と道徳を切り離すことはできない。

 


つまり、科学を信仰し、創造の神を殺す、つまりキリスト教の信仰が薄れることは、ヨーロッパにおいて脈々と無意識レベルに刻み込まれてきた、キリスト教道徳の崩壊を意味する。

 


というのが、一つの仮説だ。

 


まぁ長々と説明したが、この「宗教によって成り立つ道徳」というものは、「お天道様」の考えにかなり近い。

そして、私の人生に疲れ果てていた時期を救ったのは、間違いなく救いの神だ。

 


<今までの想定>

ファン -「愛」→ 関ジャニ∞

 


<現在の推測>

ファン -「愛」→ 関ジャニ∞ ←「愛」- 5人

 


つまり、ファンが一方的に関ジャニ∞(この場合は生身の人間含む)を愛していたのではなく、ファンと5人が、関ジャニ∞という概念を通して、それぞれが双方向に愛(≒信仰)を向けていたのではないか、というのが私の仮説である。

 


例えるなら、ファンは関ジャニ∞の実像を見ていたのではない。

5人とファンが仕切られた空間に入れられていて、大きな鏡が天井にあるのを想像して欲しい。

私たちが見上げると、鏡には向こうにいる5人の姿が見える。横山裕村上信五丸山隆平安田章大大倉忠義、その姿が実像と見間違うほどに遜色なくリアルに映っているように見える。

その時、5人が見上げた鏡の中にもファンが写っているのだ。

ファンと5人は、関ジャニ∞という鏡、鏡像、媒体を通して、お互いを見ているような錯覚に陥る。

 


これはアイドル側からの愛を想定すると分かりやすいかもしれない。

 


アイドルが歌う。

「愛してる、届かなくても」

 


この時、ファンは「まさに自分に歌っている」と思うだろうか?

恐らくほとんどの人は、私を含んだ"ファン"という概念に向けて歌っている、と感じるのではないだろうか。

つまり、5人が見ているファンというのは、実像ではない。ただし実像の姿をかなりの精度で映し出している。5人の姿は鏡像に間違いなく反映される。

 


アイドルも同じように感じているかもしれない。

関ジャニ∞のファンです」 

それは確実に自分を含んだ"関ジャニ∞"のことを指しているのだが、自分自身のことをまさに「好き」だと言っているとは感じていないのではないかと思えることが多々ある。

それはまさに私たちが「私を含んだ"ファン"という概念」に向けての言葉だと感じたように。

 


時々「本当にこの人は同担なのだろうか?」と思うくらい、見えている関ジャニ∞像が違うことがある。いわゆる解釈違いだ。

 


恐らく、ここで「本当の関ジャニ∞」「本当の自担」について話し合うのは無意味だ。

私たちは永遠に分かり合えないし、そこに絶対的な答えは存在していない。どっちかが間違っていて、どっちかが正しいと白黒つけることは限りなく不可能に近い。

私の仮定で言えば、なぜならそれは私たちは概念としての推しについて話し合ってるからであり、実像が直接見えていない以上、どちらの見え方が正しいかということを決めるのに意味はない。

 


アイドルは鏡に写る像のようなものだ、という話をすると、ニセモノとか、空虚とか、そういうマイナスイメージが浮かんでしまうかもしれないが、そうではない。

それはうつろなものでは決してないと私は考えている。

何十万人ものファンの思いが、5人の思いが、8人の思いが、その構造を支える人間の思いが、「関ジャニ∞」という信仰の対象に近い、神のような何かを生み出しているからだ。

そこには間違いなく、血の通った温かい何かがある。

そしてそれは誰かの救いの神になり、お天道様様になり、道徳になり、心の拠り所を、なんらかの目標を、人生の生きる意味を提供するのだ。

そう考えると、ファンを「大事なメンバー」とコンサートで絶対に言う村上さんの言葉がすごくしっくりくる。

関ジャニ∞」という像の中には、5人もファンも恐らくしっかりと写っている。見る方向が違うと、写す場所が変わるだけで。

 


直接愛し合うというのは、生々しく、素晴らしく、気持ちよく、面倒くさく、一筋縄ではいかないことである。

正直、私は普通に誰かと恋して、愛して、憎んで、疲れる気力も願望もない。

関ジャニ∞」を媒介して、村上信五を愛し、関ジャニ∞を愛し、誰かと同じものを共有し、信じることは、適度な距離感があり、とても居心地が良い。

確かに5人はファンを愛しているが、私個人の実像が相手に見えているわけではない。逆も然りだ。それが物凄くちょうどいい。

 


そんな私の考える仮定なので、恐らく都合の良いものになっている部分もあるのだろう。

この記事を見て、「これは違うだろ、これは○○だろ」とあなたの意見を持ったなら、私にぶつけず、自分で発信してください。このブログを引用していただくのは構いません。

 

アローカナの成長記録 2日齢〜38日齢

推しと関係ないブログですみません。

アローカナという鶏の品種を飼い始めたので、その成長記録をまとめておこうというものです。

青い卵を産む鳥として有名です。

ちなみに名前は「ひなちゃん」です。

お察しの通り、これは推しと関係あります。

家で「ヒナちゃん」って呼んでみたかったという理由だけで、この名前をつけました笑

 

それでは淡々と画像を貼っていきます。

 

2日目

(一般的に動物の生後日数を表す、生まれた日を生後0日目と数えたカウント方法を用いています。)

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はじめてのご飯は水で練って練り餌にすると食べやすいということなので、混ぜました。

生後2日目から野菜も食べれます。

 

3日目

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ヒヨコは基本的に脇に挟まるのが好きです。

 

4日目

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ちなみにこの紫のパーカーはよくコンサートに来ていってました。

最近は別のパーカーを仕入れたのでもっぱら部屋着。

 

5日目

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ヒヨコは結構首が長いです。

 

7日目

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この頃になってくると羽がしっかりしてきます。

想像の5倍飛びます。

 

8日目 

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鏡をはじめて認識しました。

野菜をめっちゃ食べます。

 

9日目
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顎を乗せて寝るのが一番落ち着くようです。

この頃からクチバシが黒くなり始めます。

 

10日目
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ニワトリってめちゃくちゃ寝転びます。

 

11日目
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肩に乗れるほどになりました。

 

12日目
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形がだいぶニワトリっぽくなってきましたが、寝てるとヒヨコです。

 

13日目
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尾羽と翼がかなりしっかりしています。

体感ですが、体重と翼のサイズのバランスのせいか、この頃が一番飛距離が長かったです。

ひまわりの種で呼んで体重測定しています。

 

14日目
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ステイホームで段ボール工作が捗ります。

窓付の段ボールハウスを建てました。

足が灰色っぽくなってきました。

 

15日目
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豆腐が好きです。食べてる時の顔は結構すごい。

 

16日目
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足の毛が生えてきました。恐竜みたいな足です。

 

18日目
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体つきがしっかりしてきました。

19日目
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背中も生えてきました。

 

20日
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パソコンには乗らないで…。

 

21日目
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大型犬用のケージに引っ越しました。

たまに柵の間からスルッと抜けます。

 

22日目
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家にあった大量のペンギンのぬいぐるみと対面しました。


23日目
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ニワトリの寝方は自由です。

 

24日目

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なんか四角くなってきました。

背中の羽もかなり揃っています。

 

25日目

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頭が生え変わりでモサモサしてきました。

 

26日目

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人の上で寝るのが好きです。

 

27日目
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鏡の前でもよく寝てます。

 

28日目

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身体はほぼ生え変わりました。

まだ片手で掴めます。

 

29日目
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この頃のニワトリは縦に長いです。

 

30日目
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レタスの芯乗せられても気づきません。

頭がかなり茶色に。

 

31日目
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抱っこすると足が伸びます。

 

32日目
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伸びてます。

33日目

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豆乳飲んでます。

 

34日目
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大根の葉っぱが好き。

 

35日目
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床と同化してます。

 

36日目
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髪の毛すぐやられます。


37日目
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顔も茶色い羽が見えてきました。

 

38日目
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続きはまたいつか投稿します。

絶対零度の感想・考察語り

横山さんの出演していた絶対零度、久しぶりにめちゃくちゃハマったドラマでした。

定期的にハマるドラマは出てくるのですが、何より最終回までクオリティを維持し続けたのが素晴らしかったです。

連ドラでは1話1話の独立した展開と、物語全編を通した展開を組み合わせるのが定石ですが、あまりにも全編を通した展開を予測されたくないために事件を複雑にしすぎて伏線をミスリードにしすぎて、逆に面白くなくなるパターンはよく見ます。

(ワンシーズン前の月9はラスボスが誰やねんすぎて、かなり冷めました…)

もちろん推理モノにミスリードは必須ですが、いかにその中に上手く本当の伏線を紛れ込ませることが出来るかですよね。

今シーズンの絶対零度でラスボス的役割を担っていた篠田さんはかなり初期の登場でしたし、動機を形成する大きな要因となった映画館での神経ガスによる事件を上手く香坂さんや加賀美さんと絡めて中盤には紹介できてましたし、何より初登場時に篠田さんが事件のことを語っている描写があったのがすごく良かったです。 

 

あとは主人公の井沢が、わりと新しいキャラクター像だったと思います。。

一般的にはドラマだと、主人公は正義感ある不器用な良い奴ってパターンが多いのですが、井沢さんは、一般的な善悪で言うとかなりグレーなところ。

今シーズン話題だった「テセウスの船」の竹内涼真演じる主人公は定番の主人公像に近い気がします。

正義感はあるが弱い、だからこそ周りに助けられて進んでいく姿がドラマになる。

絶対零度で言うと、ドラマの定番パターンなら主人公になるのは、森永悠希演じる吉岡みたいな若干弱っちいけど正義感はあって病気の弟を思うタイプの警察官なのかなと。

 

そんなわけで絶対零度、中々主人公に感情移入しにくい作りになってる気がします。

そんな中で比較的視聴者が寄り添いやすいのが、辛い過去とトラウマを持ちながらも、徐々に同じくトラウマを抱えた高杉真宙演じる篠田に惹かれていく小田切ちゃんだったのかなと。

 

物語の構造的な話をすると、小田切ちゃんはミスリード担当ですよね。

連ドラで最終話にいきなり知らない顔の犯人が出てきたら萎えますし、かといって最初からチームとは別の形で出演させていると、犯人だと推測されやすい。

しかも今回のドラマは未来の回想シーンを少しずつ挟んでいくという珍しいスタイルだったので、より一層展開が予想されてしまいやすいものだったわけです。

なので小田切ちゃんの恋愛相手として登場させれば、疑われにくくなるんですね。

井沢さんはハプニング担当。

ドラマは事件が起こらないと面白くならない、だから弱さのあるポンコツ主人公像が出来上がることが多い。

でも井沢さんはスキル的な面で言うと完璧なんですよね。1人で十分事件を解決できるだけの能力がある。

しかし精神的なところに危うさを抱えているため事件が起こるし、それを補助する人間が必要になる。

山内くんは主人公の補助もそうですが、何より大事な進行役を担っていると思いました。

ハプニング・事件を巻き起こす役割を担うのが井沢さん、いわば縦軸を盛り上げる担当。

しかし横軸、時間軸を進めなければドラマは進まない。

監察という立場も活かして孤立しがちなミハンチームと周りの軋轢を適度に調整しながら物語を順調に進める役割を担っていたのが山内だったと思います。

田切や吉岡を引き止めたり、井沢を事件現場に行かせたり、井沢と篠田の対峙を吉岡や小田切に邪魔させないように調整したり。

他には主人公側にちょうどよく情報を与えていくのが加賀美さんだったりもしましたね。

 

色々とこのドラマ、良かったポイントはあるのですが、個人的に好きだったのが家入レオさんの歌う「未完成」

「俺の話は長い」の主題歌「友よ」もそうでしたが、歌詞始まりの曲はドラマの主人公の気持ちを代弁することが多い気がします。

 

愛を止めて 僕から逃げて

壊して欲しいよ 全部全部

過去も捨てて 笑い飛ばして

良いよ良いよ良いよ

 

この歌詞は、1話から犯人への殺意が暴走して一線を超えてしまいそうになる井沢さんのキャラクターソングのように思えました。

殺された妻と娘への愛ゆえに過去に執着し、殺意が暴走するものの、心の底では誰かに止めて欲しい、僕から逃げて欲しい、いっそ壊して欲しいという思いもある。

最終回で山内くんが遺影をまだ置いていない井沢さんに「そろそろ(奥さんと娘さんを)解放してあげてください」と言ったのが、個人的にかなりグッとくる台詞でした。

復讐は結局生きてる人間のためのものなんですよね。

大きくドラマの中では「許し」というのがテーマになってたように思えます。

「過去を捨てて笑い飛ばして良いよ」は、犯罪への憎しみに執着してきた井沢さんへの許しでもあり、ずっと井沢さんの復讐の糧にされてしまっていた家族2人への解放の言葉でもあったのかなと思ったり。

 

ところが、この曲井沢さんに当てはめるには少し恋愛色が強すぎるんですよね。

井沢さんの心情として捉えるには、「君」という存在に当てはまる姿は少しあやふや。

まぁ別に主題歌だからと言って、曲の最初から最後までが主人公に寄り添う必要もないと思っていたので、特に気にはしてませんでしたが。

 

基本的に殺人事件の起こるドラマというのは、被害者に寄り添うストーリーが多いですが、今回の絶対零度はかなり加害者側に焦点を当てたものでした。

ドラマのストーリーの鍵を担っていた加害者家族の香坂さん、加害者家族を一度は守り、一度は殺そうとした加賀美さん、そして彷徨える殺意を持ったままもがき続ける井沢さん。

他にも、大切な人を理不尽に奪われた真実を知り殺意を共有する人、加害者家族のために殺人を犯そうとする被害者家族、愛した女性を救うために殺人の汚名を着ることを選んだ高校生、そして犯罪のない世の中を望んで人を殺す加害者家族。

どの犯人にも視聴者は思わず哀れみを抱いてしまう。

そんな彼らを本当の意味で救う方法は、復讐の手助けではなく、殺意を未然に止めること。

 

その中で、主題歌の「愛を止めて 僕から逃げて」という嘆きのような、懇願のような入りはとても美しかったです。

 

しかし、最終回でこの曲が流れた時、曲の表情は大きく変わりました。

今までは特定の誰かというよりは、井沢さんを含めた愛ゆえに憎しみに苦しむ殺意を持った人間たちの姿がぼんやりと見えるような歌詞だったのが、最終回で一気に、小田切を愛してしまった篠田の心情を痛いほど鮮明に映し出す曲に変貌したのです。

 

本当に小田切ちゃんのことを思うならば、篠田さんは告白するべきでなかったと思います。

ただ、そんな善悪二元論では語れないのがこのドラマの良いところ。

 

「嘘吐き」って言って

無論 突き放して

もう夢見ないように

 

ここまでの感想も、ここからの感想も、私個人の解釈でお送りします。

少しだけ小田切ちゃんとの明るい未来を思い浮かべてしまった篠田には、どこかで小田切ちゃんに憎まれる・断罪されることを望んでいる部分もあったと思います。

既に何の罪も犯していない人間を手にかけてしまった自分が夢を見ていることに対する罪悪感は凄まじいものだったのではないかなと。

 

そこからは少し歌詞に普遍性が戻るのですが、次のサビのこの歌詞が本当に刺さった。

 

二度と振り返らないでね

上手く幸せになってね

こんな僕が愛してごめん もう自由だよ

 

本当に大切な人を愛してしまったがゆえに傷つけてしまった後悔と、それでも相手の幸せを望んだ最後が「二度と振り返らないでね」「もう自由だよ」と自分を忘れててもらい、相手を手放す選択に至るのが、重い。

 

正直私は愛ゆえに好きな人を振る的なタイプの恋愛シチュエーションが大嫌いで、「そんなに相手のことを想ってるなら自分で幸せにしろよ」と思っていたのですが、篠田さんの過去としてしまったことと愛を知ってしまえば、その限りではなくなる。

 

「愛を止めて 僕から逃げて」

「無責任に愛してごめん」

 

愛がもてはやされがちな世の中で、自分の愛が曲がったものだと自覚しながら登場人物たちが苦しみ悩むところが本当に良かったです。

 

この曲を通して、井沢と篠田のストーリーが重なり合っているような気がしました。

主人公と1番の黒幕の犯人って、本来は正反対のところにいるものだと思うんですよ。

でもこの絶対零度では、その2人は紙一重の場所に存在している。

 

最終回で井沢さんが篠田に言ったのが

「君は僕だ、僕が君だったかもしれない」

というセリフ。

 

被害者家族と加害者家族、刑事と殺人犯、本来は正反対の場所にいる2人の姿がなぜか重なる。

その重なった部分を、より浮かび上がらせる歌詞。

 

行き過ぎた感情

暴れ回るなら

いっそ 世界から 消し去っていいのに

 

僕はなんて未完成

どうしたら良いか分からないんだ

救えないなら生まないで

 

ちなみに井沢はずっと憎んできた家族を殺した犯人である篠田に対して「僕は君を許す」と言いました。

ある意味、罪悪感に苛まれ、断罪を願う篠田にとっては殺されるよりも辛い罰だったのかもしれません。

だからこそ井沢に殺されるために映画館では悪を演じた篠田が、その言葉で後悔してもどうにもならない犯してしまった罪の重さと罪悪感を抱えきれず、泣き崩れたのだと思います。

その一方で、自分と一線違いのところにいた篠田を許すことで、井沢は自分自身を許せたんじゃないかなと思いました。

そこからの山内の「そろそろ解放してあげてください」が光るわけですよ。

あのタイミングでなければ、あの言葉を井沢さんは素直に受け取れなかったと思います。

 

そして曲の最後で繰り返される

「もう自由だよ」

 

井沢から家族へ、篠田へ、自分自身へ、そして篠田から小田切へ。

加害者家族としての弟の苦しみから逃げてしまった罪悪感からミハンに執着し、テロ計画にまで手を出してしまった香坂へ。

 

「一線を超える」という言葉がこのドラマではよく出てきていましたが、身勝手な犯人を殺そうとした井沢、加害者家族をいたぶって喜ぶ男に手を出した香坂、殺人犯になってしまった篠田を自分の手で終わらせようとする加賀美、そして実際に一線を超えてしまった篠田。

彼らは皆んな、ものすごく近いところにいたんだと思います。

 

そしてその人のことを本当に思うからこそ、復讐に手を出させないミハンチーム。

3rdシーズンでは、どうしようもなく悪意に満ちた憎たらしい相手を殺そうとする人間の殺意を止めるシーンでは、「そんな奴殺してしまえばいいのに」と思うことも多かったです。

でもそれは、本当にその人のことを考えているわけではない、薄っぺらい同調なんですよね。

殺そうとされている人間は殺されても当然だと思ってしまうほど憎い、それでも本当に大切に思っているなら、その人のためにその人を加害者にしてはならない。

加害者と加害者家族を作らない、大切に思うからこそ復讐をさせない、一線を超えさせない、それが今回の4thシーズンの絶対零度での正義になっていたと思います。

 

 

いやぁ、かなり大満足なドラマでした。

個人的に、善悪二元論とか正義とか愛は勝つとか嫌いなんですよね。

(モンテクリスト伯の「愛は勝つ」の使い方はめちゃくちゃ好き)

正義を行う人間が正義だとは限らないし、全ての物事は良いと悪いと正義と悪が混ざり合ってるわけで、立場が変われば基準なんてあっさり引っくり返るわけですよ。

良いことをする人はいても、良い人はいない。

悪いことをする人はいても、悪い人はいない。

一つ一つの行動の良し悪しは決められても、それがその人の評価になるわけじゃない。

あと愛ってそんなに綺麗じゃない。

文字通り死ぬほど重い感情で、やっぱり愛と憎しみって隣り合わせで、そんな綺麗なものじゃないと思うんです。

愛の汚い部分と綺麗な部分が描かれた、良質な作品でした。

人気シリーズの4作目でしたが、一切惰性を感じませんでした。

構想期間が長くなっても良いので、ぜひ5作目も期待したい。

あわよくば、小田切ちゃんと山内くんをもう一度見させてください…。

 

 

 

 

 

 

 

 

ファンへのラブレターソングというジャンル

ラブソングと言えば、音楽の超王道ジャンルだが、アイドルにはファンへのラブレターソングという括りが存在する。

一聴すると普通のラブソングにも聞こえるが、ファンとしてコミュニティの中に深入りすれば深入りするほど、歌詞の聞こえ方は変わる。

そしてそれらはアイドルがその時置かれている状況を色濃く反映するものだと思われる。

 

というわけで、関ジャニ∞におけるファンへのラブレターソングの歌詞を見ていこうというのを思い付いた。

 

とりあえず、

・ひとつのうた

・All is well

・元気が出るSONG

My story

この4曲の歌詞に注目していきたい。

 

<分析>

①ひとつのうた

2009年リリース「急☆上☆SHOW!!」収録

作詞・作曲:大西省吾

 

・グループの状態に対する描写

「キラキラ輝く夢を抱き旅してる」

「本当は不安になって見失いそうになってしまっても」

「移ろい行く景色 すべての色を愛しく思う」

「大事なもの一つ一つ重ねようそれが未来へ繋がってくから」

 

3つめの「移ろい行く〜」はコンサートでの移動のことなのか、グループの現状のことなのか分からなかったが、恐らくどちらの意味も含んでいるのかな?と。

不安の描写は少なく、明るい未来を思い描いている様子が感じ取れる。 

まさに軌道に乗り始めた関ジャニ∞の2009年の状態を思わせる。

 

・ファンに対する描写

「また会えてよかった」 

「僕らの行く旅路を明かりになって(照らしてくれた)もう迷わない」

「伝えたいことがありすぎて ありがとうの言葉だけじゃ足りない だけど本当感謝してる」

 

良い歌詞だとは思うけど、特にファンへのラブレターソングということを考えると変わった描写は無かったかなという印象。

 

・コンサートに対する描写

「ここから見える景色その景色はね宝物だよ」

「君住む街にバスで口ずさむ」

「明日になればまた次の街」

「ここはかけがえのないみんなといる場所」

「きっとまたここで会いたいな」

「移ろい行く景色 すべての色を愛しく思う」

 

どんどん移り変わっていく、移動していく、少し時間が足りないようなイメージを与える歌詞も多い。

もしかしたらコンサートでの移動と、現状の変化を重ね合わせているのかもしれない。

 

・メンバーに対してかファンに対してか分からない描写

「いつまでも肩を並べて君と歩く泣いて笑って」

「惹かれたのは胸にある熱いものが似ているから」

「どこまでも澄み切った世界君といればそう信じられる」

 

メンバーに対してとも取れるし、ファンに対してとも取れる歌詞だ。

村上さんはコンサートの最後にeighterのことを大事なメンバーという言い方をするので、どちらもを含んで大きな括りとしての関ジャニ∞を指しているのかもしれない。

 

総評

明るい。なんか関ジャニ∞がファンへラブソング歌うと暗くなるイメージだけど、この曲は明るい。

まぁそもそもメンバー作詞曲じゃないのは関係しているかもしれないが、最も関ジャニ∞が売れたのを8周年〜10周年あたりだと仮定するならば、そこへと登っていく、これからは上しかないような感覚があったのかもしれない。

ざっくり捉えると、コンサートに会いに向かう関ジャニ∞の心情を描いたような歌詞になっていると思われる。

コンサートという場は、この手の曲においては、単にコンサートを示すだけでなく、グループの向かう良い未来の象徴になっているのかもしれない。

 

②All is well

2013年リリース「JUKEBOX」収録

作詞:関ジャニ∞

作曲:安田章大

 

・グループの状態に対する描写

「いつまでもこのまま時の流れるままこのまま真っ直ぐに進もう心のまま疲れたら休もうそのまま」

「何気ない毎日がカタチになっていく小さな幸せ両手に」

「君が思ってるほど僕は強くないさ」

「僕らの未来が輝いてるようにこの星空に夢乗せて」

「いつまでも続くよう夜空へと掛けるよ消えることない虹を」

「僕が誇れるもの(探しても)何もなかった(ただの一つも)」

 

盛大に8周年が終わり、次の年には10周年が控えてるファンとしては「ガンガン行こうぜ」的な体感だったわりには、微妙に暗い。

いや、エイトっぽいと言えば、ぽい。

誇れるものがないとか、強くないさとか、自分たちに自信を持っているわけではない様子が窺える。

どちらかというと「時の流れるまま」「真っ直ぐに進もう」「いつまでも続くよう」など、上昇志向というよりは現状維持を望むような印象。

 

・ファンに対する描写

「また会えるかな」

「一緒に歩いて行こう また会えるかな また会えるかな」

「ねぇ今何を思ってるの あの頃を思い出してんの その目に映ってる僕らは変わったかな」

「届いてるよ その声、想い、大切にするよ」

「ありがとう今までずっと いつも伝えたくてだからここへ帰ってくるよ」

「愛してるこれからもずっと」

「もう会いたいよ会えないから会いたいよ」

「繋がっていくんだ何があってもゆっくりでいいんだそう君だから」

「こんな僕で頼りないけどこれからもずっとそばにいて」

「溢れ出す想い上手くまとめられなくて 呆れるくらい君だけで」

「君を愛せるイマが僕の誇り」

「愛してる届かなくても」

 

ファンへの歌というのが、ひとつのうたに比べてもより明確にテーマにある曲なので、ファンに対するメッセージ性は強い感じがする。

特に感謝や想い、愛を伝えたいという意思はひとつのうたよりも大きい気がする。

推測になるが、グループが成長してドームツアーがメインになるにつれ、今までよりも直接ファンへの気持ちを伝えにくくなったと感じたのではないだろうか。

そして前半の安田さんパート、錦戸さんパートの怒涛の質問責めや、横山さんの「もう会いたいよ会えないから会いたいよ」の部分、若干「会いたくて会いたくて震える」的な狂気を感じる。

今の関ジャニ∞が歌うと、曲の重さをこちらも受け止め切れるんだけど、当時のイケイケの関ジャニ∞にしては少し暗い。

あと私の解釈では「その目に映ってる僕らは変わったかな?」の部分、変わっていないことを望んでいるように聞こえる。

どちらかといえば成長している当時の関ジャニ∞の中に、昔からのファンが減っていくのではないかという焦りがあったのかもしれない。

確かに一時期、過去の曲をやるのを怖がっていたような節があった気がする。

 

しかしながら、「また会えるかな」×3や「繋がっていくんだ何があっても」「ずっとそばにいて」「愛してるこれからもずっと」なども含め、この現状がずっと続いて欲しい、つまり現状を悪いものと捉えている部分はないと思う。

 

・コンサートに対する描写

「その目に映ってる僕らは変わったかな 分からないんだ だからこうして確かめるよ」

「ありがとう今までずっと 全部伝えきれずだから ここに帰ってくるよ」

 

ひとつのうたに比べると、コンサートのこと自体への言及は減ったように思える。

そしてこの歌詞の中では、コンサートというのはファンと想いを伝え合う場として描かれているようだ。

色んな街を回って会いにいくというよりは、決まった場所で待ち合わせして気持ちを確かめ合うような印象を受ける。

ドームツアーも2年目、恐らく来年のこともなんとなく決まってただろうし、ドームツアーでファンと会うというのが一つのルーティーンになったのが関係しているかもしれない。

 

・メンバーに対してかファンに対してか分からない描写

「僕らだけのこの言葉 All is well」

「歩いてきた道思い返してみるいつも思い出の中に君がいる 出会い別れ喧嘩涙の数も2人の絆強くさせたね 頼りないけどこれからもずっとそばにいて 僕らの未来が輝いてるようこの星空に夢乗せて」

 

「僕ら」は先程述べたとおり、恐らくeighterまでを含めた広義の関ジャニ∞だと思われる。

そして大倉さんのパートだが、一見ファンとの歌詞にも見えるが、「喧嘩涙の数」なども含めて考えると、このパートは丸々メンバーに対する歌詞なのかな?と私は思った。

大倉さんは比較的こういう曲でメンバーについて言及する傾向が強いように思われる。

 

総評

今の関ジャニ∞を知ってるだけに歌詞の暗さを深読みして、この頃もう関ジャニ∞は現状に危機感を抱いていたのではないか?と考えてしまうが、改めてじっくり読むとそうじゃなさそうだな、というのが私の感想。

横山さんも10周年くらいまでは、このままおじいちゃんになっても一緒にいると思ってたと話しているので、恐らくJUKEBOXではまだそれを思っている段階だろう。

むしろ順風満帆、上手くいってるからこそ、この現状が続いてくれるのかという不安があったのかもしれない。

5大ドームツアーという一つの大きな指標になりうる部分が達成され、"アイドルとして売れる"を目指す段階から、"自分たちなりのアイドル像を世間に打ち立てる"という新たなフェーズに入ったとも考えられる。

そうなれば、先輩を参考にできる部分は多少あるものの、ほとんどは自分たちなりに考えていかなければならないはずだ。

規模が大きくなったからこそ、少しナーバスになっている部分が出たと私は考えた。

彼ら全員ネガティブそうだし…。

 

③元気が出るSONG

2015年リリース「元気が出るCD」収録

作詞:関ジャニ∞ 

作曲:関ジャニ∞

 

グループに対する描写がほとんどだったので、もう少し細かく分けてみた。

 

・グループの状態・メンバーに対して

「手と手繋いで一歩踏み出した 歩幅合わせまた一つ乗り越えた 絆深まった 敬った だが新たな壁またぶち当たった きっとふりだしだ 焦りの雨降り出した 凹むがとは言え繰り出した 笑いながら駆け出した」

「同じ街で見た同じ夢 今も何も変わらない気持ち 7つ根っこで引っ張りあって」

「笑ってる君の隣に僕はいたくて 楽しそうなその横顔ずっと見ていたくて」

「共に歩んできた日々思えば 色んな想いが交差した 楽しい時過ごす人はいた 辛い時君がいてくれた」

「思い出の欠片を集めて夜を明かそう くだらないことでも良いよ ボクらにだけ分かればいい」

「いつもそばにいてくれる君が温かくて 当たり前が嬉しくて笑い合ってる時間が愛おしくて」

「笑ってる僕の隣にいつも君がいた 嬉しそうな僕を見て君はまた笑った」

 

なんか優しい雰囲気が出てるのは分かるんですけど、元気は出ない。

どちらかというと交感神経より副交感神経が優位になってそうな曲と歌詞の雰囲気。

前2曲に比べると、過去の思い出に対する表現が多い気がする。

そして今まで長い時間を過ごしてきた、という現在完了の形が前の2曲よりも強く感じる。

 

・未来に対しての描写

「これから先10年後だってきっと変わらずこんな形で いつまでも笑ったり泣いたりで行こう」

「柔らかな空気が運ぶこの時間が 永遠に続けなんて願わないから せめてあと少しだけ」

「1つずつ集めた想い時に色カタチ違えど 描く未来はいつも同じ」

「なんだって出来る なんにだってなれる ∞の力はここにあるんだ」

「たとえば君のあしたが見えなくても支えるから」

「ずっと一緒」

「不確かな日々に潜む確かな今を 明日も明後日もずっと繋いでいこう いつか永遠と 呼べるまで」

 

あまりにも「永遠」と「ずっと」が連呼されすぎて、少し不安な気持ちになる。

相変わらず元気は出ない。

何よりこの「永遠」というものが、みんなが信じて疑わないものとして描写されてるならまだしも、永遠なんて存在するはずはないが、それでもそれを願う、という切ない文脈で描かれている気がする。

逆に永遠はない、と強調されてるようにすら感じた。

そしてやはり、より良い未来というよりは、現状維持の方に重きが置かれている印象。

この時点で5大ドームツアーは少なくとも多くのファンにとってはどこか、当たり前に毎年あるものだという認識になっていたのではないだろうか。

守るべき今と大切な過去が増えすぎたようにも感じる。

とはいえそれはグループが大きくなった証でもあるだろう。

 

総評

そういえば、All is wellと同じ分類にしてしまってたけど、よく考えたらアルバム特典の北海道旅行を元に作った曲だった。

なのでファンへのラブレターソングか?と言われると、どちらかというとメンバー向けな気はするが、一応。

とりあえず、元気は出ない。

微妙にネガティブさは感じるが、関ジャニ∞がネガティブなのは多分通常運転。

それほど確信を持って、ずっとにいる未来を盲信しているわけではないが、かといって近い未来それぞれの道が分かれることになるとも思ってない、という感じだろうか?

2017年アルバム「ジャム」の特典、「フトコロノカタナ」でも渋谷さんですら、これからもグループで、的なことを言っているので、本当に最初の彼の脱退は当人含めた7人にとって結構突然の話だったのかもしれない。

 

④My  story

2019年リリース「友よ」収録

作詞:大倉忠義

作曲:安田章大

 

・グループの現状に対する描写

「気がつけばこんなに時間が経ってたんだね」

「幸せの定義なんて人それぞれだけど それでも僕らここにいる」

「夢を見て過ごした 思い描いた未来とは少し違っても 今まで過ごしてきた時間に嘘はない はしゃいで転んで笑って泣いて泥だらけの僕らの物語」

「気がつけばこんなところまで来たんだね ずっと歌ってたね」

「この青春の日々もう何もいらない」

「夢を見て過ごしたあの時はもう戻らないけれど 今は今ですごくすごく幸せなんだよ」

「出会い別れ繰り返して願い語り叶わなくて でも朝が訪れる」

「終わらない物語」

 

過去のことは過去のこと、未来のことは未来のこととして描いている印象の歌詞。

ここで描かれる過去は美しいが、かといってその過去に対する執着や未練も感じない。

関ジャニ∞の第2のスタートに相応しい歌詞だと感じる。

今が続いて欲しいと歌っていたAll is wellや元気が出るSONG、未来にただ希望を抱いていたひとつのうたとは、また違った雰囲気。

色々なものを飲み込んだ大人の歌詞にも思える。

 

・ファンに対する描写

「色んな光で照らしてくれた」

 

 大倉さんの歌詞ってAll is wellもそうだが、意外と完全にファンに向けてそうな歌詞が少ない。

しかし、直接メンバーと関わるわけではないファンのことを色んな光で照らしてくれる存在として描くのは、大倉さんがファンを過大評価はしないが、しっかり感謝は抱いているように思える。

 

・メンバーに対する描写

「いつも笑ってきたね くしゃっと笑うその笑顔大好きだよ」

「いつも楽しい君も本当は悲しいんだね その空気が嫌いでおちゃらけてるのをみんな知ってるよ」

「不器用で口数少なくても 大事な時には誰よりも話してくれた」

「背中合わせでも同じ道を見つめてたね」

「君の歌声が僕らの心を震わせた」

「いつも優しい君は人のことばかり つまづくと手を取って立ち止まり スピード緩めて傷ついて苦しんできたね」

「虚勢はって強がってるけれど大事な時には一緒に泣いてくれた 雄弁な君が何も話せなかったよね」 

「手を繋いで歩いてきたこの道」

 

1人ずつ、本当に長い時間、色んな姿を見て過ごしてきたんだなとよく分かるメンバーに向けた歌詞。

そしてより困難に当たった時の各メンバーの様子が詳細に描かれている。

苦難の多かった2年間を過ごしてきたからこその歌詞だろう。

大倉さん関ジャニ∞めっちゃ好きだよね。

 

・コンサートに対する描写

「でも連れていくよ またあの場所に」

「色んな光で照らしてくれたから 愛しいここにまた来られた」

 

終盤になって出てくる「あの場所」や「ここ」というのは、抽象的には5人の明るい未来、今時点で具体的にはドームツアーのことなのかなと感じた。

このパターンはひとつのうたと同じ感じではないだろうか。

 

・メンバーに向けてかファンに向けてか分からない描写

「また会えたね いつも顔を見るとなぜか涙が溢れる 君との時間 かけがえのないこの瞬間 楽しんでいこう」

「それでもただ君がいればいい」

「一緒に笑って泣いて歩いていこう」

「ありがとう。いつもありがとう。ここまで連れてきてくれてありがとう。」

 

全てどちらとも取れるような気がするが、最後だけ句読点がついていて、なんとなくつけたわけではないだろう。

もちろん手紙風にしたかった、ということも考えられるが、私はここはファンに向けてのメッセージなのかな?と思った。

つまり最初の3つがメンバーに向けて、最後1つがファンに向けてなのではないかと思う。

 

総評

All is wellや元気が出るSONGが、停滞や現状維持、懐古を思わせるのに対し、My storyは過去を美しいものとしながらも大切に仕舞い込んで次を見るような雰囲気を感じさせる。

大きく他3曲を歌った時のグループの状況と違うのは、今まで通りや現状維持というのが不可能な選択肢になったことだろう。

ある意味2度目のデビューではあるが、あまりにも今まで積み重ねてきたものは濃厚かつ巨大だった。

捨てることも忘れることも叶わない過去をどう扱うか、どう向き合うか、そのスタンスが書かれているような気がする。

作詞は大倉さんだが、私としては、大倉さんの現状を悲観的や楽観的にならずに冷静に捉える力と、クールに見えて心の中に熱いものを持っているような部分が出ているように感じた。

 

<まとめ>

とりあえず1曲1曲の分析が終わった。

振り返ってみると、ファンが順調だと思っていた10周年〜2018年あたりまでの時期というのは、アイドルとして一定の地位を確立した結果、ここからどうするかというのを模索していた時期なのかもしれない。

水商売である芸能界において、現状維持というのは最も大きく、最も実現困難な夢だ。

2009年はまだまだこれからだという登り坂にいる感覚を持っていて、そこから3〜4年ほどで一定のところに上り詰めた。

そして2013年の時点ではまだなんとなく永遠を夢見ていたのかもしれないが、2015年時点で永遠は存在しないものだと確認してしまったのかもしれない。

 

また、その少し後には国民的人気グループだったSMAPの解散もあった。

憶測に過ぎないが、グループカラーやブレイクの規模は違うものの、バラエティ番組を担当していたりドームツアーをやったり、メンバーの脱退があったり、関ジャニ∞だけでなく様々なグループにとって目指すアイドル像の一つだったのではないだろうか。

2010年代後半には、エンタメの主役はテレビから動画サイトへ移り始め、今やテレビは見ないがYouTubeは見るという小学生も多い。

ジャニーズがそうした時代の流れに追いついていけたかと言われれば、他の大手芸能事務所と比べてもかなり遅いスタートだったと言わざるを得ない。

 

そして、それぞれが未来を考えた結果が、今の状況なのだろう。

 

女性アイドルも過酷だが、男性アイドルも年齢というものに強く縛られていると感じる。

40目前という年齢は、まだまだ体力もあり、一般的に会社で言えばまだまだ出世街道の途中だ。

一般的に男性は歳を取れば取るほど会社内で高い地位につき、社会的地位も上がる。 

 

しかしアイドルは、バラエティや俳優としての地位は一般的な男性と同様に上がっていくにも関わらず、アイドルとしての人気というのはどう足掻いても30歳あたりをピークに下がってしまう。

アイドルの大きなスペックの一つであるダンスも、技術の部分は磨けても、体力の部分では争いきれないものがやってくる。

もちろん、エイトのファンには30超えてからが魅力的だ、という人も多いし、私も実際男女共に30超えたくらいが見た目としても好きなのだが、世間の評価としてはそうは行かない。

テレビで得た地位とアイドルとしての人気が一定の年齢までは比例していたにも関わらず、そこを過ぎると、年を経るごとに反比例するというのはかなり精神的にもキツイものだろう。

 

そう思うと、何にしてもだが、特にアイドルに永遠は存在しないものなんだなと再認識する。

そんな中でアイドルであることを、関ジャニ∞であることを続けてくれた5人には感謝しかない。

 

<追記的な>

ここまで分析してみて、他のアイドルのファンへのラブレターソングというものがどうなっているのか気になった。

ただ、アイドルはこの系統の歌を歌うことが多いとはいえ、ジャンルに名前がついているわけではない上に、大抵はアルバムやカップリング曲なので探すのは至難の技だ。

ぜひ他のグループのファンの見解も見てみたい。

もしそういうブログを書いた、見つけたという方がいらっしゃいましたら、ご連絡お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

村上担のクローゼット改造計画 〜オシャレに楽に服を選ぶ〜

この記事はタイトルの通り、服の話がメインになるので、推しの名前はほんのちょこっとしか出てこないです。

 

出来るだけ推しごとに金を使いたい。

出来れば自分の服にかける金なんて最小限でいい。

毎日服選ぶのめんどくさい。

でもオシャレにはなりたい。

 

というオタクの抱きがちな煩悩を叶えるべく、イメコンも多少かじった私が考えたクローゼット改造計画です。

 

とりあえず自己分析、そしてどんなクローゼットにしたいか目標を定め、現状把握し、そこから実際に行動することにしました。

 

①目標を立てる

まずは具体的にどういうクローゼットにしたいのか、自分の生活を考慮して思い浮かべてみました。

 

・推しに貢ぐことを考えると出来れば服にかける金額は年3万くらいに抑えたい。

ただし初年はもう5万くらいかけても良いかな。維持費用として3万円ってところ。

 

・メンカラ服を普段使いしたい。

年に数回のためにタンスの肥やしにするのは勿体ない。紫なら頑張ればいける。

 

・基本はスニーカーじゃないと厳しい

私の日常生活はかなり歩くので、そこは譲れません。

 

・毎日コーディネートを考えたくない

とにかく朝そこで時間を取られるのが苦痛なので、どの服を組み合わせても様になるのが理想。

 

②要素の具体化

集める色:白、ピンク、紫、紺、グレー

私はパーソナルカラー冬なので原色なんかも大丈夫なのですが、どの服を組み合わせても、ということやPDのことを考えると、コントラストは強くない方が使いやすい。

メンカラの紫と自分の1番似合う白は外せないので、そこを橋渡しするようにピンクを入れて、締め色に紺を。

その3色に相性の良さそうなグレーを足して完成。

 

集める系統:自分の思ってるより甘め

私は自己診断でパーソナルデザインが、丸山さんと同じロマンスだと予想しているのですが、似合う服よりもカジュアルな服に走りがちなので、これを心に刻んでおくことにしました。

 

集める方法:ZOZOTOWN

変に都会に住んでる分どうしても、せっかくなら梅田まで見に行って、と考えてしまうのですが、だいたい見にいくとろくなことが無い。

「この服可愛い〜」「この服安い〜」と衝動的に買った服が良かった試しなど一度もない。

というわけで、実物を見なくても自分の骨格的に着痩せして見える服もPD的に似合う服もほぼ完璧に選べるだろうと考え、徹底的にインターネットを活用することにしました。

これなら同じ値段帯の似たような服を吟味できますし、余分な買い物をする心配もありません。

私が167cmで細身だったのも幸運でした。

大体オンラインの服のモデルさんは162cm〜168cmとかなので、丈が極端に短い・長いという心配もありません。

靴だけはある程度、試し履きして考えたいと思います。

 

 

③目標の詳細

自分の似合う系統、普段の生活、予算を考慮してこういったクローゼットにすることにしました。

 

トップス 4着×2(夏、冬)

アウター 2着×2(冬、春秋)

靴 3足 (スニーカー×2、おしゃれ靴×1)

カバン 2つ(小さめ、大きめ)

スカート4着

パンツ 2着

インナー 3着

イヤリング 2種類

ネックレス 1種類

靴下 3足

タイツ 3足

 

このくらいであれば、現在持っている服プラス5万円でとりあえず揃えることが可能で、3万円で維持できると考えました。

 

④現状把握

集めたい色や系統に則っているものだけを数えてみて、なにが足りないのかを考えてみました。

([]は使いにくい)

(※は買い替えたい)

(#は買い替え必須)

(☆は新しい服)


夏トップス4着(不足数1〜2/2)

・白と紺のボーダーのオフショル※

・袖の広がったプリントTシャツ

・紺に白のドット柄のトップス

・白のTシャツ#


冬トップス4着(不足数0〜2/4)

・白ニット☆

・ラベンダーニット

・白のスウェット※

・紺のニット※


春秋アウター(不足数1〜2/2)

・白のパーカー※

・[紫のパーカー]

 


冬アウター(不足数 0)

・ノーカラーコート☆

・もふもふコート※

 


靴 3足 (不足数1/3)

・黒のコンバース

・ピンクのプーマ☆


カバン 2つ(不足数 0)

・赤のカバン※

・白のカバン


スカート4着(不足数1/4)

・デニムタイトスカート

・水色のフレアスカート

・紫のスカート


パンツ 2着(不足数0〜1/2)

・グレーのチェックのやつ☆

・スキニー#


インナー 3着(不足数 0)

・黒のキャミ☆

・黒のヒートテック

・ピンクのキャミ


イヤリング 2種類(不足数 0)

・シルバーのお花☆

・リング系※

 


ネックレス 1種類(不足数1/1)

・[KのP]


靴下 3足(不足数 0)

・紺のスニーカーソックス

・白と赤のスニーカーソックス

・グレーのくるぶし丈

 

とりあえず差し迫って買わなければいけないのが、春秋で使えるアウターと新しいネックレス。

そしてスカートが意外と足りてない。

 

これをまとめて良かったと思ったのが、一応スカートは数で言えば10着くらい持っているので誤魔化されていたが、使えてるものが圧倒的に少ない。

そういえば随分前に買ったものを放置している…。

そして勝手に足りない足りないと思っていたトップスは最近買い足したので意外と足りていて、春秋に使えるアウターをプラスすれば、しばらくは問題なさそう。

ただし夏までに夏用のトップス1着は欲しい。

パンツは寒い時期履きたいので、今すぐ買い替える必要はないけど、できれば冬までには買いたい。

 

⑤実行計画

2020年に買いたいもの

半袖のトップス 6月

春秋で使えるアウター 3月

スカート  3月

パンツ 12月

ネックレス 3月

 

セールの時期なんかも加味して、このくらいの時期に買えば問題なく回せそうです。

意外とネックレス除いて4着買えば事足りそうなので、1着5000円以上は掛けられることになります。

1着あたりの予算が決まると、余計に安いものを買う必要がなくなるので気楽ですね。


ついでに2021年買いたいもの

冬物トップス 1月

夏物トップス 9月

スカート 8月

イヤリング 8月

バッグ  1月

思いのほか2020年で上手く揃いそうだったので、2021年はバーゲン時期を狙って買い足す計画にしました。

これでアクセサリー除いて5着。

この感じで行けば当初の目標通り、3万円以内でおしゃれクローゼットが維持できそうです。

 

⑥実行

とりあえず春秋アウターとスカートをZOZOTOWNでポチりました。

現状をしっかり把握し、目標を定めてたおかげで冷静に考えることができ、満足いく買い物ができました。

まだ品物は届いていないですが、これからしばらくこんな感じでやっていきたいと思います。

 

〜感想〜

なんとなくやりながら学生時代のテスト対策を思い出しました。

勉強って方法的な意味でも、意外と色んなところで活用できるものですね。

普段買い物する時も、クローゼットの中身は一応確認してましたが、今使える服だけをカウントするというのは、かなり良かったです。

進展あったら、まだ追記したいと思います。

 

⑦中間報告 2020年3月

クローゼットを改造してから、しばらくが経ったので今の現状を報告したいと思います。

 

買い足したもの

・ネックレス

 

良かったこと

・服を決める時間が2分で済む

・服を決める時間にプラス5分かければ小物やベルト使いにまで気を回せる

・毎日オシャレな格好ができるので、鏡を見るたびに少しテンションが上がる

 

悪かったこと

・特になし

 

今のところマジで良いことしかありません。

今後改善点などが出てきたら、また追記します。

 

 

 

あえて新たにヒナちゃんに割り振られたパートからベスト3を決める

かなり久しぶりのブログ更新になります。

2月23日の日曜日、関東ではもうすぐ関ジャムがスタートする時間です。

今日の放送では「雨上がりの夜空に」で村上さんがソロでボーカルで務めるらしい。

 

というわけで、ヒナちゃんの歌について語りたくなったのですが、どういう切り口にしようかな〜と考えてる時に思いついたのが渋谷さんのパート。

GR8ESTおよび十五祭で新たにヒナちゃんに割り振られたパートの中で、結構良いパートがたくさんあった。

せっかくなので、それをランキング形式にしつつ、ヒナちゃんの歌について考えていこうかと。

 

注意

※書いているのは、関ジャムと吹奏楽で音楽をチラッと齧っただけの素人です

※私はあまり渋谷さんの声が好きではありません

※7人の歌こそ至高という方は、気分を害される可能性があります

※錦戸さんはわりと好きです

※あくまで個人の感想です

 

 

①村上さんの歌声

そもそも、村上さんの声をどういう風に私が感じているか、という点からスタートしてみようかと。

まず、特性としてはわりと渋谷さんに似てると思う。

実際にパート割を見ていると、渋谷さんのパートの2番や、同じ役割・ユニゾンパートを与えられていることが多かった。

もちろん大山田や錦戸さんがハモリを担当するから、消去法でという理由もあると思うけど、6人の中では1番特性が似た声だったと思う。 

 

具体的には、

・高音の伸び

・声量

・ザラザラ感

というところに、類似点があったと考えている。

 

しかし、渋谷さんと村上さんの声を聴き間違えることはほぼ無かった。

どちらかといえばよく出てくるのは、安田さんと丸山さんと村上さんの声がわからない問題。

 

特性としては渋谷さんに近く、印象としては山田に近い、というのが私の見解。

 

今回は渋谷さんのパートの中でヒナちゃんが担当したパートのベスト3を決めるので、彼の声と比較して考えていきたいと思う。

まず、ヒナちゃんの声は渋谷さんに比べると、わりと柔らかい。

形のイメージで言うと、丸みを帯びていて他の人の声が乗りやすい感じ。

もちろん他の人よりは強い声ではあるので、相性はあるけど、特に錦戸さんや渋谷さんの声を乗せるという点ではかなり良い声だったと思う。

逆に渋谷さんは尖った声という印象。

もちろん柔らかい表現も出来ることには出来るが、それでも芯の強さは隠しきれない。

そこにはメリットとデメリットが伴う。

まず何より癖の強い声というのは曲を選ぶ。

特にアルバム曲やカップリングには、渋谷さんの声が浮いてるな、イマイチ合ってないなと感じる曲も少なくなかった。

 

もちろん村上さんにも合わない曲はある。

ただ、渋谷さんが集中特化型だとすれば、村上さんはそれより少しだけオールラウンダー型に近い。

さらにオールラウンダー型に近づくと、丸山さんや安田さんの声になるのだと思う。

 

続いて、もう一つの特徴は比較的甘い。

甘い声というのは、子供のような無邪気さも出せるし、同時に色気もある。

甘い声に振り切ったメンバーで言うと分かりやすいのは横山さん。丸山さんもかなり甘い。

色気ある声と言えば錦戸さんのハスキーボイスも挙げられるとは思うが、あれは多分ちょっと違うジャンル。

渋谷さんはどちらかというとパンクでロックな辛口声だったと思う。

 

つまり、村上さんの声はベースとしては力強くザラついた声だが、その中でも甘さと柔らかさを兼ね備えているということになる。

その代わり渋谷さんほどのパンチはない。

 

 

②ランキング

とりあえず一気に私の選んだベスト3を見てください。

 

1位 ひびき

「鮮やかな色へと変わった」

2位 ひとつのうた

「惹かれたのは胸にある熱いものが似ているから きっとそうだろう」

3位 Sweet Parade

「嘘も本音も月の明かりだけが知っていれば良いさ」

 

正直1位と2位はかなり迷った。

どっちもめちゃくちゃ良い。

なので語れることの多い方を1位にしてみた。

 

 

③選んだ理由

・Sweet Parade「嘘も本音も月の明かりだけが知っていれば良いさ」

まずこの曲はフジテレビの主催するハロウィンイベントのテーマソングに使われた曲である。

そのため、イントロも電子音から始まり、遊園地やカーニバルのような雰囲気で、いつものエイトの曲の系統とは少し違う。

スイートなパラダイスという題名の通り甘い・明るい・楽しい曲だと感じられる。

憶測でしかないけど、タイアップのことも考えると、もしこれが今の関ジャニ∞および6人の関ジャニ∞で出した曲だったら、シングル両A面にされてもおかしくなかったと思う。

渋谷さんの声は良い意味でも悪い意味でも癖が強い。

なので、7人の時は渋谷さんを中心にせざるを得なかった面もあると思っている。

そしてこの曲は、それには少し甘すぎた。

 

歌詞も「ちょうだい」や「知っていればいいさ」「知ってるんだ」「奇跡だね」など、子どもっぽい語尾が多い。

これは私の解釈になるが、恐らく歌の主人公は子どもではなく、子供心を持つ大人であり、ハロウィンというイベントの中で童心を蘇らせる大人なのではないかと思っている。

 

さて、ここからじっくりパートの中身を考えていこうと思う。

「嘘も本音も月の明かりだけが知っていればいいさ」

というのは、その前後の歌詞も含めて考えると、童心に戻る前の大人の心情だと思う。

そして下降系のメロディラインで、最後のところで落ち着く。

そんなパートに、明るく柔らかいが、低音部分は落ち着いた印象のある声の出る村上さんはかなりマッチしていると感じた。

大人っぽさと子どもっぽさの両面を上手く織り混ぜて出せていたと思う。

 

ちなみにこの曲の同じく元渋谷さんパート「ファンタジーみたいだけど夢じゃない世界が見えなくてもどこかにそっと隠されているさ」を錦戸さんと村上さんで歌ってたのもかなり良かった。

錦戸さんはハスキーな声と村上さんの声が合わさると、2人とも癖が強めなのに、優しさが出る面白い組み合わせだったなぁと思う。

多分2人ともの声の尖っている部分を、お互いが覆うような声だったのかなと。

他にもオモイダマの「その夢に届くまで僕らここにいるよ」や、ひとつのうたの「君住む街に向かうバスで口ずさむ」など、錦戸さんと村上さんのパートは結構あった。

どれもめちゃくちゃ好きだったなぁ。

 

 

・ひとつのうた

「惹かれたのは胸にある熱いものが似ているからきっとそうだろう」

まさか落ちサビの1番美味しいところを自担が歌うなんて、とめちゃくちゃ驚いたこのパート。

ヒナちゃんの低音域での優しさと、高音域での伸びが存分に発揮されていると感じた。

 

まずこのパート、結構音程を当てるのが大変。

最初の2音がオクターブ差になっていて、普通に歌うと低い方の1音目「ひ」が疎かになりやすい。

しかも「ひ」というのは子音がH、母音がIで構成されていて、実際に発音してみると分かると思うが、強く出しにくい音になっている。

そこを流すことなくしっかり押さえつつ、そのあとのオクターブの跳躍がミスなく綺麗に出てるところに、ヒナちゃんの成長っぷりをひしひしと感じた。

かもたまたまライブ映像化された時が良かったのではなく、何回か参戦したが、毎回安定したクオリティを出せていた。

ヒナちゃんの凄いところには、MCでも言及されていたが、毎回クオリティを変えずに歌えるところというのもある。

 

そして「惹かれた"のは"」の部分や、「似ている"から"」の部分、語尾の歌い方がめちゃくちゃ良い。

まず「は」はかなり息多めで優しく置くような歌い方、「から」も丁寧に優しく歌われているのが、すっごい好き。

もう一つヒナちゃんの凄いポイント。

ヒナちゃんは得意な音域がめちゃくちゃ広い。

高音の伸びはもちろんだが、低い部分でも声量をほぼ落とさずに、力まずに優しく出せる。

特に最近、力を抜く技術が上がってきてるように感じる。

もともとパワーのあったヒナちゃんの声だが、それをあえて抑えるテクニックを身につけることで、表現力が豊かになった。

 

このパートは、そんなヒナちゃんの音域の広さが堪能できる詰まっています。

 

 

・ひびき「鮮やかな色へと変わった」

何度もブログには書いているが、GR8ESTの「ひびき」と「涙の答え」はめちゃくちゃ良かった。 

今まではパッとしない方のシングル曲、という印象だったのに、6人の歌うこの2曲はとてもドラマチックでハモリが美しく、心に響く名シングルになっていた。

まずこの曲は、暗くはないが、かなりしっとりとした落ち着いたテンポの曲。

歌詞の主人公の心情が、大切な人を通して暗いところから明るいところへ変化していく、というのがざっくりした流れだと思う。

「鮮やかな色へと変わった」というのは、2番サビ前のパートだ。ちなみに、1番のサビ前に当たるのは「それでもまた不器用なくらい求めてる」である。

前者は完了形、後者は現在進行形になっていて、変化の途中なのか変化の完了後なのかという違いだ。

つまり1番は明るくなっていく最中だが、2番はそこで明るくなった、と考えられる。

実際、2番のABメロの伴奏は1番よりも軽やかな雰囲気になっている。

 

「傷だと思ってた過去も」錦戸

「遠回りだと思ってた道も」安田

「その全てがモノクロから」大倉・横山

「鮮やかな色へと変わった」村上(丸山ハモ)

 

6人の声の中で、1番明るい雰囲気を持っているのは村上さんの声だと思う。

「鮮やかな色へと変わった」というパートでの村上さんの声を聞くと、本当に世界が鮮やかに変わっていくような感じがする。

明るく開けていくような印象を強く与えるパートだ。

もちろん、パンチという点では渋谷さんの方があった。

ただ正直、曲のテイストをぶち壊していないか否かで聞かれると、結構微妙なところだったと思う。

 

このパートの手前、「その全てがモノクロから」というパートは大倉さんと横山さんが歌っているが、2人にとっては少しキツイと思われる高めの音域のパートになっている。

それが良い方へ向かうために足掻いてもがいてる感じが出ていてまた良いのだが、その後に低音から高音まで安定して出る村上さんのパートが来ることによって、モノクロからの変化を効果的に感じさせるのだ。

 

というわけで、鮮やかで明るいながらも、優しい曲の雰囲気を失わせないこのパートが、私の中でのベストになりました。

 

 

④最後に

「すばるくんがいなくなったからエイトの歌は〜」というやつにマジで辟易としている。

アンチとか、知ったかぶりならまだマシ。

むしろ5人のことが好きだと言ってるくせに、「5人の歌は好きだけど〜」みたいな前置きつけて、「でもやっぱり」みたいなこと言ってるヤツが1番腹立つ。

 

お前は耳をどこに付けてるんや。

 

そもそも15年間で積み重ねてきた曲、全てをひっくるめて「エイトの曲は」とひとまとめにして、たかだかひと画面どころか、140字くらいの文字数で語れるはずがあろうか。

もちろん、渋谷さんの声があった方が良い曲もあるのは否定しない。

そして同時に、既存の曲であっても、5人の方が良い曲もある。

 

「でもやっぱり」でひとまとめにして語れるほど、エイトの今までやってきた曲の数は少なくない。

 

私は今まで通りの曲を、今まで通りのやり方でやってくれとは思わない。

曲のテイストが変化することで去っていくファンはいるかもしれないが、現状に甘んじて停滞して馴れ合うより、より良いものを求めていく姿勢の方が素敵だと思う。

 

そんな中で行うツアーのタイトルが「UPDATE」だったことは、まだまだ諦めてない彼らの姿勢を感じた。

UPDATE後の関ジャニ∞の姿が早く見たい。

そして、その良さがたくさんの人に広まりますように。