そーゆーとこツボなのさ

終日もう君に夢中

ライブ遠征、ホテルを選ぼう!

18祭が終わりましたね。ドームツアーが決まりましたね。

祭りの後は寂しさを覚えるものって蒼写真で歌ってた気がするんですけど、そんな暇は与えてくれないのが関ジャニ∞

私は大阪に住んでいるので、基本的には舞台でもツアーでも地元公演があるのですが、なぜかそんじょそこらのオタクよりは遠征しています。

エイトにハマって早6年、気がつくと16回遠征していました。夜行バスで行って夜行バスで帰る0泊3日の超弾丸過酷遠征をしたこともありましたが、やっぱり遠征にホテルはつきものです。なんせライブの公演時間が3時間がデフォルトになってきているエイトさんですから、よっぽど工夫しないと日帰りは無理です。

特に8BEATで慣れない土地に何度も足を運んだこともあって、ようやくホテルの上手な選び方が身についてきました。

本当はちょっとだけ教えたくないけど、ライブ遠征における上手なホテル選びのコツをお伝えします。

 

目次

 

 

1. いつ予約する?

 

関ジャニ∞のライブの場合は、おおよそ3~4ヶ月前に日程が出ることがほとんどです。交通機関の予約は90日前からであったり、1ヶ月前からであったりすることが多いですが、ホテルは3~4ヶ月前なら普通に予約することが可能です。

選択肢としては、

①日程が出た段階

②当落の後

③直前

この3つくらいが想定されるわけですが、私のおすすめは①です。

特にドームは5万人単位の人間が動くわけですから、早め早めに越したことはありません。また、ほとんどのホテルは3日前くらいまではキャンセル無料です。(そうじゃないところもあるのでちゃんと確認してください)

予約自体は後にするとしても、ホテルの候補を挙げておくくらいのことは、会場が決まった段階か、日程が出た段階でしておく方が良いでしょう。

 

2. 予算を決めよう

 

予約するとなると、まずはこれで絞る人が多いのではないでしょうか。大富豪でもない限り、遠征は常に金欠と隣り合わせです。

ホテルの価格というものは案外ピンキリ。土地代や設備の豪華さも関係してきますが、ホテルの宿泊代のほとんどの部分を決定するのは繁忙期か否かです。

なのでツアーの日程が発表される前に、せめて当落が出る前に、一度でいいのでホテル予約サイトを調べてみてください。特にホテルの少ない地方都市とかだと、元々は3000円くらいで泊まれるホテルが8000円くらいになっていることもあります。8000円もかかるんだからそれなりに良いホテルだろう、なんて思っていると間違いなくガッカリします。

 

では通常期のホテル代を元に予算を決めていきましょう。

私はいつも1人1泊5000円を目安にしています。大体この価格だと、アパホテルやドーミーイン、スーパーホテルといったメジャーどころのビジネスホテルに宿泊することができます。もし1室に2人で泊まるのであれば、1人あたり3500円くらいまで下げても同じランクのホテルが探せると思います。

双眼鏡の時にもした話ですが、ブランドやメジャーさというのは結構馬鹿にできません。もしチェーン展開をしている特定のホテルに泊まって、ものすごくその部屋が微妙だったら、もう一度同じブランドのホテルに泊まろうと思いますか?

ブランド名をつけるということは、ある意味リスクなんです。たった1回の不満で今後ずっと使ってもらえないかもしれません。というわけで、それなりのクオリティを担保しようと企業努力がなされるわけです。

そうしたそれなりにメジャーなブランドのビジネスホテルを不自由なく選べる価格帯がこの1人5000円のラインです。

もしこの価格よりも下げたいのであれば、中途半端にビジネスホテルに手を出すよりも、割り切ってカプセルホテルなどを探した方が、綺麗な部屋・立地の良いホテルなどに泊まれる思います。

 

3. 路線を調べよう

 

会場から徒歩圏内のホテルは当たり前ですが、間違いなく混みます。

混んでいるということは価格が上がります。価格が上がるということは、同じ予算でもクオリティの低いホテルを掴まされる可能性が高いということです。

とはいえライブ後に遠いホテルまで帰るのもしんどいですよね?場合によっては終電を気にしなければいけません。

そこでオススメなのが、路線で探すという方法です。

乗り換えがないというだけで、それなりに距離が離れていても、終電の時間はグッと後ろ倒しになりますし、帰るのも楽です。

例えば東京ドームの場合。

最寄駅は水道橋駅後楽園駅春日駅の3つです。「水道橋駅 路線」と調べてみると、総武線都営三田線が通っていることがわかります。後楽園駅南北線丸ノ内線春日駅三田線大江戸線です。

次は各路線を検索してみましょう。

総武線だと新宿、秋葉原錦糸町なんかがそれなりにホテルの多いエリアですね。基本的には「なんか聞いたことあるな」みたいな駅の方がホテルは多いです。

名古屋とか福岡だとほとんど聞いたことない駅名かもしれませんが、そこまで駅の数多くないので頑張って調べてください。複数の路線が乗り入れしてる駅は基本的にホテルが多いです。(もちろんそれ以外の施設も多い)

 

検索するときに一つ注意があります。

例えば「新宿駅」で検索したとして、時々最寄りが全然新宿駅じゃないホテルが引っ掛かることがあります。(「新宿駅から乗り換え5分」「新宿駅駅から車で5分」といった感じ)

きちんとその駅から徒歩で移動できるのかどうかは見ておきましょう。

 

こんな感じで乗り換えなしで行き来できる駅を把握しておくと、遠征はかなり楽になります。

 

 

4. ビジネスホテルは新しさが命

 

さて、予算と駅が決まれば、あとはホテル予約サイトで検索するだけです。

5大都市であれば、恐らく10以上のホテルが表示されるでしょう。(福岡は若干少ないかも)

逆に10個以下しかホテルが出てこない場合は、その駅はホテルが少ない場所である可能性が高いので、別の駅に変えた方が選びやすいかもしれません。

 

この中からどのホテルを選ぶか、というのが大切になってくるわけです。

遠征先のホテルで不満を感じるのってどんな時ですか?これは私調べですが、圧倒的に水回りです。排水溝が詰まる、ほんのり臭い、ユニットバスに清潔感を感じなくてお風呂に入る気が失せる。

その次に電気設備です。ドライヤーが弱い、熱すぎる、エアコンの効きが悪い、加湿器がない、あっても性能が悪い。

こうしたホテルを避けるために何を確認するべきか、それが新しさなんです。

 

そもそも水回りや電気設備というのは、入れ替えにかなりのお金がかかります。

アメニティやパジャマ、タオル、シーツなどは単価が安いので、古いホテルでも新しいものを使っている可能性はそれなりにあります。だからそれ以外のところで不満が出てくるわけです。

ドライヤーもお金を出せば高機能なものを買えますが、同じ価格なら新しいものの方が性能が良い、それが市場の原理です。だって同じ価格で同じ品質の商品を出したら買い替えてもらえませんからね。ホテルだって予算の許す限り良いドライヤーを買った方が、良い空調を導入した方が、リピート率が上がるに決まっています。特にそれなりに名の知れたチェーン展開のビジネスホテルなら、出張客なんかのリピート率が命なわけで、我々が普段家電を買う時以上に真剣に時間と労力をかけて設備を選んでいるはずです。

 

じゃあ実際新しさを重視するとして、そんなのどこで確認すればいいわけ?

かつての私はそう思っていました。だって物件サイトなら必ず築年数って表示されてるし、検索する段階で絞ることもできるけど、ホテルは今年オープン!とかじゃない限り、大体は記載されていないんですよね。

「ホテル名 開業」で検索してください。

大抵の場合、企業サイトでのリリースの記事や、小さなネット記事が引っかかります。例えばアパホテル上野駅前ならこんな感じ。

www.apahotel.com

記事の投稿日を見てください。何年に開業されたかが分かります。

注意点は「リニューアル」や「リブランドオープン」です。新しくなってるんだし良いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、大抵入れ替えられるのはアメニティ・家具・家電・壁紙・絨毯などです。それだと十分じゃないんです。

水回りと空調設備、これがビジネスホテルの快適さの6割です。そしてこれらを入れ替える工事は、大掛かりかつ莫大な費用がかかる割に、サイトに載せる写真などでは分かりにくく、客側も選ぶ段階ではそこまで意識していません。つまりコスパが悪い。もちろん実際の満足度を意識してそこまでリフォームしているホテルもあるとは思いますが、なかなかそこを見抜くことはできません。

家電とホテルは「古かろう悪かろう」です。歴史ある高級ホテル(素泊まり1泊1万円以上)とかなら別ですが、基本は新しければ新しいほど良いと思ってください。

さて、新しい方が良いことがわかったところで、もしかすると「開業記事なんて出てこないよ」という人がいたかもしれません。

そのホテルは候補から外して大丈夫です。記事が引っかからない理由は2つほど考えられます。

・記事が古すぎて削除された(あるいは非表示になった)

・当時はインターネットではなく紙媒体で開業を報告していた

どっちにしても相当古いと思います。私も記事が出てこないホテルの開業時期をなんとかして調べたことがありますが、ほとんどが開業から20~50年ほど経ったホテルでした。

 

5. 荷物は預けられる?チェックインの時間は?

 

遠征で宿泊用の荷物を持ち歩くほどツラいことはありません。

もし現時点で私のアドバイス通りに予算5000円ほどでビジネスホテルを選んでいるなら、荷物を預けられるかどうか心配する必要はありませんが、もう少し予算を下げてカプセルホテルなどを見ているなら、必ず調べてください。

一例として、私が名古屋で泊まったカプセルホテルは、公式サイトからの予約でなければ荷物を預けることができませんでした。もちろんコインロッカーを使っても良いですが、安いホテルを探している人なら、コインロッカー代はできれば節約したいでしょうから。

また、チェックインの時間も必ず調べておいてください。チェックインの開始時間ではありません。終わりの時間です。

ビジネスホテルなら大抵は1時くらいまで問題なくチェックインできますし、それより後でも連絡を入れていれば大丈夫だったりしますが、少々お高めのホテルをとっている方、またビジネスホテルの少ない地方都市に泊まる方は注意してください。

8BEATの時に福井のホテルを探したのですが、ほとんどが21時まででした。横浜でもみなとみらいのビジネスホテルではない少々お高めのホテルは23時まででした。21時終演で規制退場の後ろの方だったりすると、23時までにホテルに辿り着けないことがザラにあります。事前連絡をする必要があるのか、そもそも間に合うのか、ライブ遠征の場合はその辺り注意が必要です。

 

6. 公式サイトは使うべき?

 

「公式最安値」って、ほとんどのホテルの公式HPで見かける文言です。

実際公式サイトで予約した方が数百円安いことがあったり、アメニティやサービスが豪華だったりすることがあります。

ただしこれは、1ツアーで1遠征以内しか予定のない人が使える技だと思ってください。

私の場合ですが、8BEATは福井と仙台に宿泊しました。連泊ができるホテルを探すのが難しかったのと、もし札幌や名古屋が当たったら行こうと思っていたので、実際に手配したホテルは5以上ありました。それらを全て管理するのは至難の業です。キャンセルを忘れれば、もちろん宿泊費がそのまま請求されます。日付を間違えて重ねて予約してしまうかも知れません。

そういったリスクを踏まえると、予約サイトを一つに絞ってポイントを貯めた方が、安全でお得に予約できると思います。

 

まとめ

 

ここまで色々言いましたが、「古かろう悪かろう」だけは覚えておいてください。

予算5000円と言いましたが、下げてもらっても構いません。私も昔は3000円くらいのホテルに泊まってた頃もありました。アクセスの悪さを許容して予算を抑えるのも手の一つです。コインロッカーを使ったって良い。

でもそういう人こそ、新しさだけは気にしておいてほしいというのが私の老婆心です。せっかくの楽しいライブの思い出を綺麗なまま残しておいてほしいですから。

 

そしてもしかすると関ジャニ∞のファンじゃないけど、このブログに辿り着いたかもしれないあなたへ。もしこのブログが少しでも役に立ったら、関ジャニ∞のライブ動画をちょっとだけでも見てってください。

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