そーゆーとこツボなのさ

終日もう君に夢中

あなたの村上さんはどこから?アンケート集計

先日、「あなたの村上さんはどこから?」と銘打って、村上担の方約300名以上に村上担になったきっかけをお聞きしました。

・ファンになった時期・その推移

・どこから来たファンが多いのか

・きっかけになったジャンル

・きっかけの中での頻出ワードランキング

・時期ごとにきっかけを比較

この5つを私の考察を添えながら見ていきたいと思います。

もちろんTwitterで私がアンケートを募ったため、多少の偏りはあると思います。

その辺を理解しつつ、お楽しみください。

 

①ファンになった時期・その推移

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特徴

・右肩上がり

・2010年以降急増

・14年〜16年の落ち込み

・18年の落ち込み

 

まずはファンになったのが何年なのかをお聞きしました。私のミスで1998年の選択肢が抜けておりました。申し訳ありません。

 

まずグラフを見ていただければ分かる通り、基本的には右肩上がりです。

そしてグラフは2010年以降急増しています。

2010年といえば冒険JAPAN関ジャニ∞MAPの放送が始まったり、DEROが放送されたり、コンサートとしては8UPPERSがあった年になります。

 

途中から急増し、右肩上がりという傾向に関しては予想した通りでした。

そもそもその時期に落ちたファンの数というのは減ることはあっても増えることは基本ないので。

最新の2019年が最も多かったということは、今もファンの数が安定しているということだと思います。

 

その中で特異なのは2014年から2016年にかけての減少だと思います。

この時期は関ジャニ∞としてはかなり順調だったはずなので、他のメンバーのファンの方にアンケートを取ってみなければ正確には分かりませんが、新規のエイターではなく新規の村上担が入らなかった年なのではないかと考えています。

確かにその時期は夜ふかし全盛期に加えてあの地獄のソロユニットメドレーのあった関ジャニズムがあったり、なぜか自担だけ団扇をちゃんとしたものを作ってもらえない元気コンだったり、番組やグループ内、ファンからの村上いじりも酷く、マトモなソロユニットもほとんどない状態だった時期だったので、納得っちゃ納得ですけどね。

 

続いて2018年ですが、ここに関しては上の3年間とは逆に新規のエイター自体が2017年と比較しても少なかったのかなと思います。

ベストアルバムやツアーこそあったものの、目立った一般向けの動きはなかったですし、シングルもタイアップではなく、2017年に比べると外向けの新規仕事が減っていたのかなと。

また、減っていたといっても2017年に急増した後、2013年くらいの水準に戻ったレベルなのでそれほど注目するところでもないのかなと思いました。

 

②どこから来たファンが多いのか

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特徴

・5割弱がメンバー内

・8割近くがジャニーズ内

 

メンバー内に関しては、私もそうだったのですが、担降りというよりはしばらく迷った結果村上担になったみたいなパターンが多いようです。

初めに関ジャニ∞を好きになり、最初は別のメンバーが気になっていたが、村上さんに落ち着いた、ということが結構あるようです。

また、メンバー内では錦戸さんが最も多く、次いで大倉さん安田さんという順になっています。

これは何も2019年に限った傾向ではないので、渋谷さんにも言えることですが、脱退は多少の影響はあれど全体の数字に対する影響は少ないようです。

恐らく上のパターン、つまり関ジャニ∞を好きになって最初に気になったのがその3人の誰かということが多く、それから村上さんに移動したパターンが多いのでしょう。

 

さらに関ジャニ∞も含めるとジャニーズ内からの移動がほとんどを占めました。

やっぱり一度ジャニーズ沼に入ると交流も多いですし、別の沼への移動が気軽という面はあると思います。

グループや個人名を書いていただいていたのですが、特段このグループからの移動が多いという傾向は無かったので「ジャニーズ」としてまとめさせていただきました。

 

他のジャンルからについては、俳優畑からの移動が少しだけ他に比べると多かったというだけで、これが村上さんだけに見られる傾向なのかは分からなかったため、ここに関しては他のメンバーのファンの傾向も見る必要があると思いました。

 

③きっかけになったジャンル

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予想通りですが、全体としてはバラエティ番組からが最も多く、次いで音楽番組、そしてコンサートやDVDという結果になりました。

ここ数年はTwitterでのファンの投稿やモーメントから好きになった方、ネットにアップされた動画がきっかけとなった方も多くいましたが、累計としてはバラエティが圧倒的なようです。

音楽番組にはもちろん音楽特番やMステも含まれますが、関ジャムも含まれているのでそこが伸びた理由かと。

 

もちろんバラエティ番組で直接ファンになった方も多くいらっしゃいましたが、バラエティ番組で気になり、音楽面・ダンスなどを見て落ちるというパターンが村上担の一つテンプレートになっているようです。

コンサートやDVDは余程のことがない限り全く関ジャニ∞に興味のない方の目に触れることはないと思うので、その点でやはり著作権の問題はあるにしても、ネットでコンサートの動画が目に触れたりする機会があることは強いようです。

もう少し気軽に、そして公式をきちんと通す形で一般の方がコンサート映像に触れられるきっかけがあればいいのになと思いました。

民放キー局は今やほとんどオンデマンドサービスを提供してるので、そこにクロニクルなんかが流せるようになると強いのですが…。

 

もう少し詳しく内訳を見ていきます。

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きっかけの中で出てきた単語をまとめてみました。

ツアータイトルについてはアルバムなどがきっかけになった場合ときちんと分けることが困難だったため、アルバムきっかけの場合も含んでいます。そのため、「FIGHT」はツアーもアルバムタイトルで統一しました。

イフオアはIからXまでの全てを含みます。

 

圧倒的な一位は夜ふかしでしたが、ついでクロニクル、ツアータイトル一位が十祭、そして4位に「ねぇ」が食い込んできました。

シンデレラガールや英会話伝言ゲーム、一蓮托生やヨコヒナなど、インターネットでバズったことがきっかけになったパターンでは具体的な部分に表が集中するのでこういったランキングに入りやすいという側面はあると思います。

しかし、それにしても本来村上さんの曲でない曲が、tornも含めて3つランクインしたのはすごいなと思いました。しかも全曲ダンス。もっと踊ろうぜ。

十祭に関してはほとんどtornとセットでした。同じく8ESTはブリュレとセットになっていることがほとんどで、全体として良いコンサートよりも具体的に1曲のインパクトが強いものの方がランクインしやすい傾向にあるのではないかと感じます。

 

 

⑤時期ごとのきっかけを比較

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年によってはかなりサンプル数が少なくなってしまうところがあったので、デビュー前とその後2010年までは2年ごとにまとめさせていただきました。

特徴

・デビュー前からデビュー直後の雑誌人気

・2006年と2018年以外はバラエティが1位

・2014年〜2016年の夜ふかし単独1位の時期とファンが増えなかった時期が綺麗に重なる 

・2017年以降のネット媒体の台頭

 

まずデビュー前からデビュー直後までバラエティに次いで多かったのが雑誌、特にアイドル誌がきっかけになったパターンでした。

これは恐らく誰もが気軽に思い立ったら検索サイトにアクセスできるような状況ではなく、知名度も低かった時期に名前と顔が確実に一致するのがアイドル誌だったというのが大きかったようです。

今ではグループ内でもジャニーズ内でも知名度では上位に食い込む村上さんですが、まずは「知ってもらう」ということに対するハードルを顕著に感じるのが、その時期だなと思いました。

 

ほぼ全ての時期で1位はバラエティ番組だったのですが、2006〜2007年と2018年のみ違う傾向にありました。

まず2006〜2007に関しては、下の最頻出単語の「レコメン」を見ていただければ分かる通り、ラジオが最も数を伸ばしました。

 

横山裕村上信五のレコメンが始まったのは、もう少し前の時期です。

その時期はBiographyを確認しても、テレビより現場といった印象で、半年に渡る47ツアーもあり、テレビ露出が少なかったので、結果として相対的にレギュラー放送のあるラジオがランキングとしては1位に伸びてきたのかなと思います。

 

そして面白いのが2014年〜2016年の夜ふかしワントップ期。もちろん2012~2013年と2017年もJUKEBOXやクロニクルとは並んでいますが、ちょうど2014年から2016年といえば、①で述べた村上さんの新規ファンが減少した時期です。

やっぱり本人がいくら魅力的でも、売り出し方やキャラクターづけでファンは減らせるんですね。(皮肉)

この頃の関ジャニ∞が私は嫌いでした。

そう思うと今がどれだけ楽か…。

 

2017年以降、きっかけとなったジャンルのベスト3にネット関係のワードが入ってくるようになります。

もちろんTwitterが始まったのはもっと前ですし、ネットは2017年には既に普及していたという感じですが、YouTuberが一般的になり始めたのはこの辺りだった気がします。

スマホを使ってネットで気軽に無料で動画を楽しむという感覚がより一般的になったのが、この時期だったのかもしれません。

 

もう少し細かく見ていこうと思います。

まず2016年に一度だけトップ3に入った「その他現場」のジャンルですが、そう答えた方全員がレコメン公録のぶりっ子ポーズがきっかけでした。

確かにあれは破壊力すごかった.

 

ファンの増加が一時的に停滞した2018年はコンサートのGR8ESTきっかけでファンになる方が圧倒的でした。

これは恐らく外部からのファンの流入が減ったせいかと。

コンサートやコンサートDVDでファンになるということは、それらを観るに至るまでのハードルをクリアしていた既にファン予備軍のような方が多かったのではないかと考えました。おそらくグループ内での移動もあったと思います。

 

そして異彩を放つ2019年「シンデレラガール」

番組名でもなければツアー名でもなく、そもそも自分たちの歌でもないたった1曲のシングル曲の曲名が1位に躍り出たことが特殊なのは考えなくても分かります。

どれだけトレンドやモーメントといったものが影響力を持つのかを感じさせられました。

 

 総括

皆さんのきっかけを読むのめちゃくちゃ楽しかったです。ただ私もそうなのですが、具体的にどれがきっかけになったというのは難しい質問だったようです。

これは沼落ち以外にも言える一般論だと思うのですが、きっかけと原因って一致しないことの方が多い気がします。はたから見ればほんの些細なきっかけでも、たまたまコップにたまっていた気持ちが最後の一滴で溢れたみたいなことの方が多いのかなと。

そして改めて気づいたインターネットの強さ。

テレビは一家に一台でも、スマホは1人一台ですもんね。今はジャニーズも頑張っているなとは感じますが、それでも他の事務所などの動きに比べればかなりトロいのは確かです。

必ずしも新しいものに手を出せばいいというわけではないと思いますが、ファンとの適切な距離は保ちつつ、ネットを活用していってほしいなと願います。