関ジャニ∞の歌声分析
再来週に27時間テレビがいよいよ放送となりますが、容量が足りず番組の編集に追われております
というわけで久しぶりに関ジャムのコーラス特集回を編集しながらGR8ESTのセトリをひたすら家で流していました
その中でゲストさんがおっしゃっていたのは、アーティストによってもちろん声は変えるし、少し後ろ気味で歌うようにするということ
この前に出る声と後ろに引く声、分かりやすく言うと渋谷さんが前で錦戸さんが後ろなんじゃないかな?と思いました
ゲストさんは郷ひろみさんが前の声だとおっしゃっていたのですが、残念ながら後ろの声が誰だったかというのは失念してしまいました
でもこれで歌声分析したら面白そうだなーと思ったので自分なりに前の声と後ろの声の特徴をまずまとめてみました
(注)小学校でピアノ、中高で吹奏楽をやっていただけのほぼ素人の意見ですので詳しいことは知りません
前の声
感触としてはザラザラしていて、特徴的
温かみがあるが、激しい曲にも合う
後ろの声
冷たいイメージもあるが、優しい歌い方にもなる
自分よりも前の声の人と一緒に歌うと紛れてしまう
EDMや加工と相性がいい
究極の後ろの声は初音ミクとかボーカロイドになってくるのかな?と
ここから渋谷さん含めた関ジャニ∞のメンバーの声を前→後ろの順に並べてまとめてみたいと思います
ダントツで前の声で、リードボーカルが向いてるというよりはリードボーカルしか出来ないようなタイプ
関ジャニ∞に生演奏の楽曲が多く、打ち込み系が少なかったのはこの人がいるからかな?と思う
この人の声が今までの関ジャニ∞の楽曲の方向性にかなり影響している気がする
失恋系でも明るいテイストの曲が多かったのも、声が明るいから励ましたり応援したりする曲と恐らく相性が良い
ソロ曲も「Revolver」などの激しいバンドサウンドか温かみのある「あ」
また卒業回で挙げられていた絢香の「虹色」などに向いている気がする
ただ万能型というよりは曲との相性が出やすいタイプかな?と
丸山さんを渋谷さんがハモるパートが確か「夏の恋人」にあったんですけど、私完全に渋谷さんのパートだとはじめ思ったんです
ハモろうが主メロ歌おうが良い意味でも悪い意味でも前に出てくる声なんだと思います
②大倉忠義
ジャニーズメドレーやカウコンで大人数で歌っていても大倉さんの声が聞こえてくることは多い
また、LIFEやツブサニコイなどバンド曲でソロでサビを歌うことも多いのは結構ガツンと来るタイプの声だからかな?と
私どうしても「I to U」の丸山さんパートで大倉さん下ハモのところが気持ち悪く聞こえてたんですけど、多分音程というよりは、丸山さんの声より大倉さんの声の方が前に出るからだと思う
丸山さんの下ハモが優しく下から包み込む感じだとしたら、大倉さんは主メロ歌ってる人と平行で走ってるイメージ
③村上信五
村上さんの声ってかなり目立つ声だと思うんですけど、サビでユニゾンとなると結構聞き取りにくいんですね
多分これは村上さんが無意識に渋谷さんの歌い方に寄ってるのと、渋谷さんより少し後ろの声だからだと思う
あと声に関して言うなら、この人音域がめちゃくちゃ広い
美輪さんが現在も2オクターブ声が出るとおっしゃってたんですけど、村上さんに関しては1曲の中で2オクターブ出すから怖い
「Dear...」のAメロってファン同士でのカラオケ泣かせの低さなんですけど、愛を育てよう♪の部分では女性でも若干しんどいくらいの高さになってるっていう驚異の音域、それに加えてたまにコントロールが出来てない部分があるもののピッチの当て方が上手い
しかもJr.時代の鳥の声と呼ばれてた村上さんの悲鳴なんかホイッスルボイスの域で耳も良いですし、この人多分ちゃんとしたボイトレ受けたら凄いことになる
ただハモりに関しては渋谷さんと同じく、ピッチよりは前に出てきてしまうことの方が問題なんだと思います
大倉さんみたいなオクターブ下のハモりだとどうしても高い声の方が目立つので大丈夫なんですけど、村上さん結構声が高いのでそれも難しそうですし
④横山裕
この人多分7人の中で声が一番特徴的なんじゃないかな?
甘いどころか甘ったるい声なんですけど、自己プロデュース力がすごいなぁーと心底思います
ソロ曲の「WONDER BOY」とか、あとは「クルトン」「ぱんぱんだ」「kicyu」などなど、癖が強くて馴染みにくい声なのに、それが活かされる曲が多い
気になるのはピッチかなぁ…
男性って音程をコントロールするのが苦手な人が多いので普通の人に比べたら全然上手いと思うんですけど、やっぱり音が当たってないのが気になる
ここまでが前の声かな?
⑤錦戸亮
確かに錦戸さんの声は特徴的ではあるんですけど、かなり後ろな気がします
渋谷さんが前傾姿勢なのに対し、頭を引くようにして歌う歌い方も関係するのかな?と
でも後ろしか出せないと言うよりは、出そうと思えば前の声も出せる感じだと思います
分かりやすいのはコンサートなどで盛り上がったときにファンを狙って歌うときに、渋谷さんは喋るような叫ぶような感じで歌うのに対して、錦戸さんはどちらかというと囁くように歌うとこですかね?
あとは下ハモが多いのも、音程のコントロールはもちろんですけど、後ろの声だからかなー?と思います
後ろで歌うのに対して声自体の特徴はハスキーなのでザラザラとした温かい、または激しい声に聞こえるので、中々珍しいタイプな気がします
後ろの声っていうのはいわゆるイケボなんですよね、男性的なセクシーさがあるといいますか
これから紹介する安田さん丸山さん含め3人は顔はもちろん声がイケメンだと思います
⑥安田章大
安田さんをどこに入れるかすごい迷ったんですけど、地声は後ろかな?と思ったので6番目です
そういえば渋谷さん大倉さん村上さんは歌うときに前傾姿勢になるイメージがありますよね
それに対してそれ以外の4人は真っ直ぐ立って歌うことが多い気がします
多分「オモイダマ」とか「青春のすべて」とかそういう7人で並んで歌う曲を見て貰えば姿勢が違うことがわかると思います
さてさて、話が逸れましたが、どうして安田さん悩んだかといいますと曲によって変わるんですよ
確かコーラス特集の回の雑誌か本編かで安田さんが錦戸さんをハモるときと丸山さんをハモる時で使い分けてるとおっしゃっていたので、本人も前の声と後ろの声というものを自覚してコントロールしてるんだと思います
後ろの声で歌うときも前の声で歌うときもザラザラとした温かい声だとは思います
「アイライロ」といい「わたし鏡」といい、アコギが似合う声ですね
関ジャニ∞ってアイドルにしてはかなり特徴の強い声の人が多いんですけど、横山さん丸山さん以外のメンバーが明るい温かい声なので統一感があるんだと思います
⑦丸山隆平
丸山さんのハモリって誰とでも合う声だと思うんですよ
癖の強い声が多い関ジャニ∞の歌の潤滑剤みたいなイメージですかね?
安田さんと丸山さんは歌を数値に表して点数を出すとしたらかなりの高得点を叩き出すと思います
それにピッチがすごくいい
聞いてて気持ちいいし、メンバーが丸山さんに音程の確認をしてもらってるところもメイキングに映ってるほどピッチの良さはプロの歌手と比べても遜色ないと思います
後ろの声であることに加えて音程がバッチリ合うので、どんな声の人をハモっても相性が良いんですね
あと他のメンバーの明るい声に対して、丸山さんの声は良い意味で暗い声だと思います
EDMで失恋ソングの「Sorry Sorry Love」とか、スローテンポの失恋ソング「マイナス100度の恋」、同じく「冬恋」でソロのサビを任されてるのも丸山さんの声だからこそな気がします
丸山さんってモノマネも結構得意じゃないですか、あれって多分声にあまり特徴がないのと耳が良いからだと思うんですよ
自担は村上さんですけど、一番好きな声は丸山さんなんですよねー
丸山さんに冬ソング歌ってほしい
7人分なんとか書き終わりました
渋谷さんがかなり突出して前に出る声だったので6人になったことで良い意味でも悪い意味でも、関ジャニ∞の歌声はまとまりのあるものになったと思うんですよね
でも他のグループを見ていてもかなり歌に関してはレベルの高いメンバーが集まってると思うので成るように成ると思っています
シングルはもう再来週発売ですから、私は6人でのアルバムがどんなものになるのか楽しみにしてます!