自担のドールを作った話
いやぁー、昨日ついにお迎えしてきました
本当は午前中出かけてたので、そのついでにお迎えするつもりだったのですが、まさかの控えを忘れてしまうという大失態
↑こいつがなければいくら身分証明書があろうとお迎えできないのです
というわけで、お金もカードも用意して、梅田でアイ用の接着剤も買っていたのに一旦家に帰ることに
急いで昼ご飯を掻きこんで家を飛び出し、自転車を全速力で漕ぎ、電車の中でソワソワしながら移動すること約30分
ボークス前恒例のやたら長い信号を待ちながら、私は不安でいっぱいでした
もし似てなかったら、5万以上払ったのを後悔することになったらと思うと怖い…
しかし私の足は勝手にボークスに向かい、7階までのエレベーターを待つ時間でさえ長く感じながら辿り着いた天使のすみか
今回の購入で、1000円の年会費を払えば2500ポイントほどが貯まる予定だったので、それで何を買おうかなぁと物色
パーカーが2000円ほどで売っていたのでこれにしよう、と心に決めてレジに向かうと運悪く店員さん2人とも接客中
どうやら中国から来た女の子2人組がまこちゃんというドールをお迎えしている模様
海外でもドールはありますが、ボークスはやっぱり人気らしいですね
フルチョイスじゃなければもう少し安い値段で買えるそうで
お迎えしたその子は箱を渡された瞬間、
「はわぁぁぁーー💕」
ってなってて可愛かったです
まぁそんなこんなで、自分のドールをお迎えする前に他人がお迎えしてるところを目撃しつつ、前に対応していただいたDAさんがいたので声を掛けました
「フルチョお迎えに来たのですが…」
ナチュラルにフルチョって略してしまったし、お迎えって言ってしまったし
でも言い訳するとジャニオタって普通にCDとか「お迎えする」って言うじゃないですか
だから一般的な人より無機物に対してお迎えという言葉を使うことに抵抗がないんですよね
さて、早速お目にかかれるのかと思いきや、まずはお会計だそうで、約55000円をお支払い
ついでに有料会員になった特典としてボークスニュースという雑誌を受け取る
ていうかこの分厚い雑誌が年に何冊も貰えるって1000円は安すぎない?
ananとかメンズノンノとかそういうレベルの分厚さでちょっとビビる
一冊だけでも1000円以上するでしょ??
JFCなんかうっすい会報年4冊で、コンサートチケットも当たるかわかんねえし、別にポイント貯まらねえし、まぁでもヒナちゃんに会えるんだから4000円は仕方ないか(金銭感覚の喪失)
話が長くなりました
会計を終えてようやくご対面
白い布団が乗っけられてて「ここからはオーナー様の手で」的なのがあると聞いていたのですが、私が会計を終えてレジ横に行った頃には、すでにお座りになっている…
え?そんなあっさりなの?もう顔見えてるけど?
と思いながら初対面
これは家で撮った写真ですが、こんな感じで見せられました
「涙袋すごいですよね!資料の写真と見比べてみたんですけど村上くんっぽいです!」
え、すでに見比べたの??と思いつつえらい調子に乗せてくれるけど、正直カツラもアイもない状態で見たって全然分からへん
「ほんとだ!涙袋すごいです!想像以上!」
とか言いつつも、目の下にグロスが入っていないことに気づく
なんというか、あんなに細かくオーダーしたのにそれほど指示通りになっていない…
「14mmのアイ付けてみたらさらに似てましたよ!」とサラッと言う店員さん
付けてみたの!?!?私より楽しんでるじゃん!?と思いながらオプションパーツの確認へ
ただこれ以上待つのもアレだし、涙袋気に入ってるからまぁいいや、ということに
「えー、手のパーツがこちらで、ウィッグがこれですね、そして付属品にry」
という感じで進んでいくのですが、
「それでこれがお迎えドレスの女の子用の下着になります」
と言われた瞬間、マジで死ぬほど恥ずかしかったです
推し(36歳男性)のドールを作って女物の下着を着けさせる性癖がバレる恥ずかしさ
そんな感じでようやく確認が終わり、アイの取り付けするのかな?と思ってたら箱に再び仕舞われていくヒナちゃん(ドール)
お迎えってこんなにあっさりなの??
若干困惑しつつ、一旦ドールを預けて目を付けていたパーカーを買うことに
でも14mmのアイが気になる
アイコーナーに行くといくつも並んだ目ん玉
14mmを探してみるも、色の種類が少ないのと、これを買うとパーカーが買えなくなるので断念することに
ようやくパーカーとドールを購入し終わって、持ち帰る段階へ
とにかくデカイ!重い!長い!
Super Dollfieという文字が目立つデッカいカバンを肩にかけ、日本橋のそこそこ人の多い通りを掻き分けて帰路に着く
地下鉄の電車内で出くわした外国人カップルがめっちゃ私のデカイ荷物についての話をしてました
いや、英語わかるからな?ホームステイとかも何回かしたことあるからお前らが私について話してる内容聞こえてるぞ?と心の中でツッコミながら電車に揺られる
とにかく早くアイをつけた顔が見たくて、次の日の朝筋肉痛になるレベルの競歩と自転車での全力疾走をしながら無事に帰宅
それにしたってデカイ
自転車のカゴから8割くらい飛び出してる
ちなみにこの自転車普通にママチャリサイズなんですけどね
さぁ、家に着いたしアイをつけよう!
しかしここで問題が発生
上の写真を撮った時にiPhoneのストレージが無くなるという事態に
急いでヒナちゃん(本物)の動画を編集して、なんとかストレージを確保
ダッシュで手を洗ってもう一度ご対面
実は手にも梱包材が巻かれていたのですが、写真を撮る前に外しちゃいました笑
左下に転がってるのがそれです
ひっつき虫という粘着剤で悪戦苦闘しながらアイを入れることに
とにかく頭が意外と大きいので、アイホールまで指が届かないんすよ
目の下のところに小さく丸めた粘着剤をつけてアイを装着
角度を調整したらその上からさらに粘着剤をつけて固定
完成した写真がこちら
うーん、似てはないな
似てはないけどすっげえ可愛い
やっぱ43番ヘッド私のどタイプだわー、というイッパシのドールオタ気取りで眺めつつ、続いてウィッグの取り付け
可愛いけど女の子だよな
髪が長い
でも可愛い、涙袋可愛い、すごい
服も着せてみた
可愛い…、可愛いけど女の子
とりあえず髪を切ろうと思い立った私は、ウィッグが一つしかないというのにバッサバサとカットしていきます
ちょっと表情が明るくなった
可愛い、可愛いけどサイドのボリュームが多くて違う気がする
なんせ私は自分の前髪くらいしか切ったことのないど素人、小学生の男の子みたいな髪型になってしまった
似てないなーと思いつつも服を着せていく
あ、可愛い
似てるか似てないかで言ったら似てないんですけど、可愛くていつしか撮影に夢中に…
次はどんな子をお迎えしようかなぁ、ウィッグ違うやつ買おうかなぁ、とか考える始末
もはやドール沼にズブッズブに浸かってしまってる
ちなみに、この本物の眼球のようなグラスアイっていうのには追視効果っていうのがあるんですよ
簡単に言うと視線が追いかけてくる効果です
写真よく見てもらったら全部カメラ目線になってるのが分かると思います
試しに抱っこして顔を覗き込むと完全に上目遣いになってる…
カワイイ…(陥落)
とりあえず写真は後でアップするとして、次回のために今回のフルチョの反省点をまとめておきたいと思います
・資料は写真付きが良し
・ヘッドは実際に見ると可愛さにやられてしまうので、インスタの時点で似てるか似てないかという視点で一つに決めておく
(もっとほっそりした顔で目は寄り目な方がいいな、次はSDにしようかなーと思いつつ)
・オーダーは細かくなりすぎると忘れられるのである程度お任せに、譲れないポイントだけ絞っておく
(涙袋、眉毛、たれ目、下唇くらいかな)
・可愛いに偏った写真を選ぶと似なくなるのである程度、写りの悪い写真を選ぶ(ドールな時点で可愛くはなるから)
・眉毛はもっと濃い方がいい
以上ですかね、次を考えてるのが怖い
ドール沼ほんと怖い
最後にウチの子見てってください
↑なんかちょっと笑ってるみたいで誘ってるみたいでクソ可愛い
ちなみに手はこの角度では固定できなかったので、カメラの外で頑張って固定してます笑
↑ちょっとエッチになってしまってますけど、肩の細さがヒナちゃんっぽい
↑流し目に変更、いい感じに暗くて綺麗
↑人差し指の第二関節を唇に当てるヒナちゃんの癖を再現してみました
角度によって表情が変わる…
正面から撮ったら可愛い系だし、横から撮ったら綺麗になるし怖い
可愛すぎて怖い
ドール沼怖い