そーゆーとこツボなのさ

終日もう君に夢中

イフオアⅩ レポ③完

パイレーツオブカリビアン風のテーマ曲が流れてハイアナ海門に向かうアナログ軍の映像に切り替わる

なんとか海門を大砲で破っていよいよハイテク軍とアナログ軍の決戦の場面へ

 

ハイテク軍を率いるのはGFAJ1

下手側にハイテク軍、上手側にアナログ軍が対面する形になる

G「あなたは!」

信「そなたは!」

G「そう、アナログ軍に入ったのね」

信「あの時は本当に、かたじけない」

G「アナログ軍じゃないと思ったからよ!」

信「まさかとは思うが、名を聞いてもよろしいか?」

G「ハイテク軍IT部隊隊長、コードネームはGFAJ1、名はウルノミヤ。聞いてどうする気?どうせ死ぬのに!」

GFAJ1が意外とちゃんと悪役なことが判明する

あと名前うろ覚えです

そしてなんだか色っぽい

G「うふっ、うふふ、まぁーいいわ、自分で助けた相手を自分で殺すってのも面白いものね」

GFAJ1の元に自撮り棒が飛んでくる

G「はーい、Whotubeをご覧のみなさーん、GFAJ1でぇーす♡、今からぁ、アナログ軍を5秒で倒せるか実験してみたいと思いまぁーす♡」

信「軍長殿!あれはなんじゃ!」

GFAJ1は人気Who Tuberである模様

ビームみたいなんでアナログ軍の船が燃える

アナログ軍が勝つには欧陽Wi-Fi、略してWi-Fiを壊すしかないと説明する軍長

G「パパッと燃やしちゃいまーす、舟が燃えてるとこってイフスタ映えするのよねぇー、ビームたくさーん、はい拡さーん」

イフスタにGFAJ1の写真が投稿されるのに合わせてビームが飛んでくる

アナログ軍ピンチに

信「軍長殿!わしを大砲に入れて向こうまで飛ばしてくれんか?」

軍長にイフィッシュを使った方がいいと提案されるが、何やら考えがあるらしく大砲に入って飛ばしてもらう信右衛門

 

ハイテク軍の元まで飛ばしてもらった信右衛門は欧陽Wi-Fiを壊し、ハイテク軍の無線機能を停止させる

軍「よくやった、信右衛門殿。Wi-Fiの使えないハイテク軍など例えるならきりたんぽの入っていないきりたんぽ鍋同然だ」

イマイチよく分からない例えにクエスチョンマークが浮かぶセカンドゥー

セ「ですよね軍長ー!」

セカンドゥーは長いものに巻かれるタイプ

 

煙の中から舞台上段に海に落ちるところだったGFAJ1をお姫様抱っこして助けた信右衛門の姿が現れる

信「借りは返したぞ」

気がついたGFAJ1

G「いけない、レステンスに知らせなきゃ

消え去るGFAJ1

 

暗転して舞台手前部分に大きな網戸状のスクリーンが出てくる

いよいよハイテク軍のラスボス、レステンスと対決(ビジュアルは完全にステンレスマン)

レ「なぜあなたは我々に向かってくるのだ」

信「綺麗な海を守るためじゃ!」

レ「綺麗な海と引き換えに我々は便利な生活を手に入れた、それの何が悪い!」

信右衛門の乗ってる舟が攻撃されて燃え上がる

そこに水がかかって火が消える

イフィッシュが信右衛門を助けに来た

信「助かった!イフィッシュ殿!次は火じゃ!」

レステンスの乗っている舟が今度は火の海に

信「よぉし!最後はいかづちじゃあ!」

雷のビームみたいなのをレステンスに向かって発射するものの、レステンスのビームに負けてイフィッシュがやられる

最後の力を振り絞ったイフィッシュは雷をレステンスに直撃させて亡くなる 

信「イフィッシュ!イフィッシュー!」

モロに攻撃を受けたレステンスの顔部分の鎧が剥がれる

信「そ、その顔は、お主、一体何者じゃ!」

レステンスの顔は信右衛門と瓜二つ 

レ「そういうことか、道理でデータにないはずだ、私の名前はレステンス村上、コードネームFGZI0、皮肉なものだな、俺を殺せば村上家の血は途絶える」

このセリフの間、スクリーンの邪魔にならないように小さくまるまってしゃがんでる信右衛門が可愛い

信「海を汚すものは誰であろうと許さん!」

 

網戸の方のスクリーンに映されたレステンスの攻撃と戦う殺陣をする信右衛門

ここが結構見所だけど言葉で表すのは不可能なので割愛

言うならばプロジェクションマッピングに合わせた殺陣みたいな感じ?

 

最後にXの形に刀を振り下ろし暗転する

ピアノのエンディングとともにその後のハイテク軍とアナログ軍についてがスクリーンに流れる

 

戦いに勝利したアナログ軍は、ハイテク軍と共存することを選んだ

汚れた街に緑が戻っていく様子が描かれる

そして、村上信右衛門はこの時代に残ることになった

 

スクリーンが上がるとタイムマシーンに乗って刀を振り上げる信右衛門が

どうやらアナログ軍の大将軍になった様子

最後の決め台詞(まさかのこれを忘れた)を言い終わるとタイムマシーンが動き出してしまう

 

信「なんじゃなんじゃ!おい!動き出しておるぞ!わしゃ未来はもうこりごりじゃあー!」

 

スクリーンに「完」という文字が表示

ピアノアレンジの戦場のメリークリスマスとともにエンドロールが流れ始める

 

スタッフクレジットはカッコ内にあだ名が書かれてる

 

覚えてる内容

GFAJ1の格好で胸をさわさわしてる

・お姫様抱っこされてる時の映像を撮るがV字腹筋状態でキツそう、上半身は後ろから支えられてる

・イフスタ用に自撮り棒を持って写真撮影、どんどん変顔になっていくからスタッフ爆笑

・アナログ軍が勝利したことを喜ぶ軍長の映像を撮るために仮面はつけずにぴょんぴょんしてる

セカンドゥーが信右衛門にビンタする映像のためにスーツ姿で手をシュッシュッてしてる、その映像を確認

・太巻きをバスローブ姿で食べる

if or...のロゴが描かれたホワイトチョコの乗った誕生日ケーキの火を吹き消す

・信右衛門が溺れていくときの映像でV字腹筋で上半身は後ろから黄緑の全身タイツのおじさんに支えられながら手足をバタバタさせる、スタッフさん「キツそうw」「これはキツイw」、その映像を見て笑う甲冑姿のヒナちゃん

・信右衛門のタイムスリップ中の映像でドライヤーの風を前から受けて変顔をする、映像確認で爆笑してからの「ええやんええやん!」

・煤のついたメイクをされながら前髪をクリップで止めた状態でレステンスのセリフの練習をする

・ブリーゼの舞台で殺陣の練習、座席で打ち合わせ

・パーカーにキャップの私服で笑ってるヒナちゃん

 

とにかくスタッフさんを笑わせたいヒナちゃんが可愛いし笑顔のヒナちゃんの映像が多くてスタッフに愛されてんだなぁと

あと変顔とおしっことババが好きって小学生やないか

 

エンドロールが終わるといつものチャイムが鳴って相撲での寄せ太鼓が鳴る

舞台上手から自転車で先生が登場

行司の烏帽子をかぶっている

2/22は自転車をストッパーをかけたまま漕いでしまいあれ?進まへんな?と思ってたら自分のミスに気づいて笑いながら登場する先生が可愛かった

2/24はかなりお疲れのご様子で自転車の運転が雑でヒヤヒヤするも到着するなりハァハァ言って息を切らしてた

3/11は自転車を止めたもののストッパーがかけられずわたわたする先生

 

どうやら天然と自転車のストッパーは相性が悪いらしい(むしろ良すぎるのか?)

 

「どうも、式守です」

 

完全にここは笑うところなのだが、正直相撲ネタを知ってる客が少なすぎて後半では普通に拍手が起こってた

 

見所⑦

先生が可愛すぎる

 

革命と言ってもいいほど先生が可愛い

かなり日替わり要素が強いので、まずは全体の流れだけ説明

 

「えぇー、今から紙相撲の紙人形に当てはめてジャニーズグループの説明をしていくんですけど、本家と違って八百長、不正(、告発文)一切ございません!なんせモンゴル勢がいませんからね!」

キングアンドプリンスと書かれた6体の紙人形を勝手にぐるぐる回る台に乗せて放置

1月に急遽デビューが決まったということでね、先生も考えたんですがデビュー曲もまだ決まってへんし、とりあえずお披露目ということで回しとこか!と」

「紙の素材に当てはめてジャニーズのことをもっと知ってもらおうと!」

「まずはV兄さんなら、どうなるのか、ということでこちら!、和紙ですね、和をもって尊しとなすじゃないですけど、仲の良さもそうですけど日本の心がありますからね、まぁ和って言われてもピンとこないと思うんですよ、例えば、岡田ノ准一さん、数々の映画やドラマに出てますけども我々がパッ!と思いつく作品といえば歴史に関係するものが多いと思うんですよね、有名ですから恐らく僕がパッとタイトルの一部を言えば皆さんも返せると思いますんでね、永遠の?」「ゼロー!」

「軍師?」「官兵衛ー!」

「関が?」「原ー!」

このレスポンスが東京公演から「関?」「が原ー!」になってて笑った

「そして、今年の3月にご卒業される井ノ原ノ快ノ彦さん、あさのイチを卒業されるということでね、みなさんが学校会社に行くときにいつも送り出してくれてね、どうして9年間!朝の顔が勤まったかという理由を考えますとね、あの人の顔ってめちゃくちゃ安心感あると思うんですよ、あの人ちょぉーっどええ顔してはるんです、純和風顔というかね、じゃあまず皆さんイノッチ先輩の顔を思い浮かべてみてください、浮かびましたか?まだ殺さんとってくださいね、じゃあそのイノッチ先輩を満面の笑みにしてあげてください、目は無くなりましたか?あの人笑ったら目ぇ糸ようじみたいになりますからね、まぁそんな感じでV6は和紙、これでなんとなく流れ分かりましたでしょ、こっからバンバン行きますから」

KinKi Kidsのボードを貼る

「やっぱりデビュー曲のイメージは強いですから、キンキさんはもうこれです!」

めくりを剥がすとガラス

「ふーんふーんふーん♪(stay with meのメロディで)ってね、あんまちゃんと歌ったら怒られますから歌わないですけど、で、デビュー曲のイメージが強烈といったらやっぱこのグループですよ」

セクシーゾーン

「もうこれは薔薇ですわ」

「でもやっぱりデビューから何年も経つとイメージ変わってきますからね、TOKIO兄さんはバンドで華々しくデビューしましたけどそんなグループの1つです、素材はこちら、木材ですね、あの人らは木材でも与えとけばなんでも作らはりますから、いつ次のコンサートやるんかなぁと思ってるんですけどセットも自分らで作られはったらええのにね」

「続いて嵐、紙相撲とは言ってますけどもう嵐くらいになるとこれですわ」

超合金のロボットの写真

「頭脳がニュースキャスターとかもやってる翔くんでね、胴がコンサートの演出とかしてる潤、松潤で、足元が振り付けとかしてる大ちゃん、ほんでここ(左手)は左利きやからニノ、余ったのがかっぺ、相葉ちゃんやね、かっぺっていうのは僕とすばるとヨコしか読んでないんですけどね、千葉の田舎から出てきたからいなかっぺや言うて、まぁ東京を中心に考えると僕らの方がよっぽど田舎っぺなんですけどね」

NEWS

newspaper、まぁでもみんな多方面で活躍されててね、誰も小山くんがニュースキャスターやるなんか思ってなかったでしょ、加藤くんも本とか出したりねぇ、手越くらいですね、三面記事を賑わしてくれるのは」

NEWSのボードを片付け始める先生

「でも最近あいつ大人しいですね、僕的にはもうちょっと暴れてくれてもええんですけど、まぁ相っ当怒られたんでしょうね」

KAT-TUN

「ようやくコンセントから解き放たれました、中丸くんがシューイチやったり、上田くんもアスリートとしてね、活躍されてますけども、まぁでもこれは一番分かりやすいのを選びました、亀、これがどんな紙人形になるのかはみてのお楽しみということで」

「へっせいじゃーんぷ、もうこれは先生が勝手に名前からイメージさせてもらいました、はいこちら、バネですね、去年10周年を迎えてね、今年11年目ということで、言うときますけどもう若手ちゃいますからね?僕なんかはちゃんと中堅の自覚ありますから、なんせ平成はもう終わりますからねっ!次なにジャンプになるんか知りませんけど」

ABCZ、ジャニスト、キスマイの札を貼る

ジャニストはペラ紙が貼られてるだけ

ABCZの説明から

「これはもうカエルです、アクロバティックにピョンピョンピョンピョンやってますから」

続いてキスマイ

「ローラーですね、そのまんま」

ボードを3つとも片付け始める

「これはもう言わんでもええですね」

ジャニーズWESTの理由には触れず

3組の対戦相手が発表される

土俵入りも再現しつつ先生のお人形あそび

「今回ここに登場してないグループが1つありますから、」

たきつばのボード

「今場所は休場、ということで、ありがとうございました」

 

というのが大体の流れですね

では細かく公演別にレポ書いていきます

 

2/21

セクゾvsエストの試合があり、最初ウエストが優勢で何度も試合を止めるヒナちゃん

どうしてもセクゾに勝ってほしいらしくてはしゃぐひなちゃんがバリ可愛かった

時間調整って言って「てんてんててん♪」って口ずさみながら土俵の周りを回りながら土俵の中を手のひらで慣らす先生がめちゃめちゃ可愛くてザワザワしてたら「いやー、嵐さんは」的な感じで話し始めて観客がなんだ?ってなったのに気づいてこっちを見て「解説ちゅう」って言ったのにきゃわっ!ってなった

 

2/22

KAT-TUNの試合があってどうやら亀の人形が四足歩行だしお腹ついてるし重心低いしで最強すぎたらしく二足歩行に改造されてた

思ったよりあっけなく甲羅の重さで後ろに転がった亀にツボるヒナちゃん

一人でずっとケラケラ笑ってて可愛い

そのあと何回も「こうやって!こうコケた!」言いながら亀でコケ方再現してるのが完全なるお人形遊びだった

関ジャニ∞vsジャニーズWESTの試合があって劣勢だったものの八百長の末勝利

「やっったぁぁーーーー!!!」って両手振り上げて大喜びする先生を保護者みたいな気持ちで見てしまう

JUMPV6の試合でどちらの紙人形も同じ方向を向いてバックハグのような体勢になるタイミングがあってそれにツボるヒナちゃん

とにかくケラケラしてて可愛い

 

2/24

この日は相当お疲れの様子で全然舌が回ってなかった

キンプリの紙人形を回してる間、台にもたれて手でパタパタ台を叩いてる先生が幼児

セクゾとJUMPの言い方が「せっっすぃ、ずぁーーー!」と「へっすぇっ、じゃぁーー!」って感じで幼い

あと「見合って見合ってー」の時のひなちゃんが両方のお人形さんをキョロキョロ上目遣いで見てて可愛い

嵐とKAT-TUNの試合で亀の人形がくるっと回ってヒナちゃんの方を見ると「なに見とんねん!嵐相手やからってビビるんちゃうぞ!」みたいな感じで怒ってて完全におままごと

あとJUMPに対して「いつまでも可愛い可愛い言うてられんで!」って言ってる顔が可愛くて説得力がゼロだった

そして試合が終わると再び台に前のめりにもたれて手でばんばんしてて不機嫌な幼児

 

3/11

前方の席に子どもがいたみたいでその子が笑うと嬉しそうにへけへけしてるヒナちゃん

その後もそっちの席見てえへへって感じで笑ってて子どもに癒されるヒナちゃんとヒナちゃんに癒される客席で最高の空間だった

 

これで本編のレポは以上です

カテコについても詳しく書きたかったんですけど可愛かったところだけ抜粋

 

・おっさん友達の話をするヒナちゃんのおっさんへの大好き♡が溢れてへらへらしててなんやこの子ってなった

・テレビでよく見る人差し指の第二関節を唇に当てる仕草をリアルにしてて死ぬほどあざとかった

・両手の手首を合わせる感じでその両手を顔の近くに添える仕草がぶりっこすぎて混乱した

・カテコが終わって帰って行くときの階段を登るとき、お尻がプリプリする登り方をするのが最高

 

 

という感じでイフオアⅩのレポは以上になります

 

改めて10年間お疲れ様でした

王子は恋に破れる

レコメン、ヒナちゃん卒業スペシャル前編に最後の30分で横山さんが現れた

 

知らされていなかったヒナちゃんの驚く声を聞いて私はすぐに誰が来たのか察してしまったのだ

それほどヒナちゃんは嬉しそうだった

 

そこから2人きりで昔のラジオを再現することになった時、私が抱いた気持ちは

「頼むから行かないで」

ヨコヒナだけのレコメンを聴きたくなくて、ノリさんでも桐山くんでも中間くんでもアラタさんでも誰でもいいからいて欲しかった

 

横山さんと犬猿の仲であり、ヒナちゃんを大切にしていることが伝わってくるアラタさんに勝手に感情移入をしていた

 

 

その前の2時間半もヨコヒナ時代のレコメンの音声が流されていたのだ

それだけでもう私は深夜にカツ丼を無理やり食べさせられたような胃もたれがして胃腸が悲鳴をあげていた

久しぶりのヨコヒナに湧くTLの中、私はひとりポツンと取り残されたような気分になった

最初はヨコヒナが苦手な自分が異端のように扱われるのが不満だったのかと思った

でもそれは正しい解答ではない

 

正直自分でもその気持ちがなんなのかイマイチわかっていなかった

でもとにかく横山さんの登場に喜んでいるTLもヒナちゃんも見たくなかったし聴きたくなかったけど目を閉じることも耳を塞ぐこともできなかった

 

聴かなければ良かったのかもしれない

 

その3時間で気づいたのは、私は確かにヒナちゃんに恋心を抱いている

でもそれは多分他の人が想像するような形ではない

簡単に言えばヒナちゃんの彼氏になりたいで伝わるだろうか?

 

これより前に書いたブログでも少しだけ触れたことがあるが、私がヒナちゃんを好きになったきっかけの感情は「可哀想」だ

それが「可愛い」へと繋がってファンになったわけだが、「可哀想」と「可愛い」は音が似ているだけの言葉ではない

ほぼ同一の感情といっても差し支えないだろう

 

 

とにかく私は、可哀想な可愛いヒナちゃんをこの手で守りたかったし閉じ込めたかった

きっと笑われるだろうけど、王子様になってヒナちゃんを迎えに行く妄想を何回したことだろう

 

 

私はほとんどのヒナちゃんの周りの人物に嫉妬したことはない

あっても羨む程度

 

それでも唯一私には嫉妬の対象であった人物が存在していたのだ

 

それが横山裕

 

彼は私の望んだ可哀想で可愛いヒナちゃんを手にするということを叶えた人物に私の中では見えていた

しかもせっかく手に入れたヒナちゃんを汚して貶していじめて、それでもヒナちゃんに好かれているのが信じられなかった

 

 

私がヒナちゃんに抱いている感情は恋愛とは無関係だと思っていたのに

 

 

今思い出せばイフオアでヒナちゃんがどこか甘えの混じったような声で「よこ」と言った時も、

大阪太郎を歌わされてるヒナちゃんを聴いた時も、

横山さんが登場してワントーン明るい声で喋るヒナちゃんの声を聴いた時も、

横山さんに少しだけ寂しそうに「10時から来てくれたらよかったのにぃ…」というヒナちゃんを聴いた時も、

 

私は失恋しそうだったのかもしれない

 

それを否定しようと思ったが、否定できなかった

 

12時半にレコメンに唐突に現れて、それまでそこにいたばどを、言い方は悪いが蹴散らして、その場の空気を変えさせた

あの時ヨコヒナ2人きりのブースにファンが湧く中、私はブースの外側に追い出された人間だった

横山さんは妄想していたよりも柄こそ悪いものの間違いなく私の夢見た王子様だった

 

 

私のなりたかった存在だった

 

 

本当にバカバカしいと思う

100歩譲って女である私がヒナちゃんの彼女として付き合える確率はもしかしたら宝くじで1億円が当たるより低い確率だが存在していたかもしれない

でもヒナちゃんを私のものにすることは100%不可能だった

 

 

1ミリも希望などなかったのにヒナちゃんを手に入れられるかもしれないと心のどこかで思ってしまっていたのだろう

私の欲しい「可哀想で可愛いヒナちゃん」はまだ誰のものでもないと自分に信じ込ませていた

 

イフオアが終わって、ヨコヒナレコメンを聴いて、希望など元から一切なかったことに気がついた

 

 

それは多分イフオアが終わった時よりも私の中では悲しい瞬間だった

イフオアが終わった時はみんなと悲しいが共有できたから

 

3月は終わる

ヒナちゃんの幻影は消えた

それでも春は来る

 

 

私はどこへ向かえばいいのだろう

 

 

http://kibi.hatenablog.com/entry/2018/03/24/122640

イフオアⅩ レポ②

昨日イフオアが一旦閉幕するという話がレポ①を上げた後に入ってきました

ヒナちゃんイフオア10年間お疲れ様でした

色々と思うことはあるのですがそれはまた今度ちゃんと書きたいと思います

 

それでは昨日のレポの続きから

 

 

G「ようやく目覚めたのね」

GFAJ1が登場、今回の女装枠

ピチピチした銀色のウェットスーツみたいなやつを着ていて、胸元がチャック式でなぜかめちゃくちゃ胸元は開いている

アイラインが太めなのと涙袋のラメラメアイシャドウが気になってしゃあない

 

どうやら溺れかけて死にかけていた信右衛門を砂浜に引き揚げて助けてくれたのはこのGFAJ1らしい

信「お、おぬし異国人か!?、何者じゃ!名を名乗れ!」

G「私はGFAJ1よ」

信「じいえふ、えいじぇいわんじゃとぉ?」

G「随分元気になったみたいね」

信「お主、どうしてわしを助けたんじゃ」

G「だってぇ、あなた、アナログ軍じゃないでしょ?、それにあの人にそっくりだし」

相変わらずヒナちゃんの演じる女キャラはめちゃくちゃ喋り方が色っぽい

信「あな、ろぐ軍?」

G「あなた、この海域の者じゃないみたいだけど、ここはモーブの海よ」

信「なにを言っておる、ここは瀬戸の海じゃろ」

G「瀬戸?あぁ、それはこの海の大昔の呼び名よ?」

信「大昔?今は天文26年じゃろ」

G「なに言ってるの?今は西暦2557年よ」

信「お主こそなにを言っておる!」

G「どうやらあなた、ちょっと頭の打ちどころが悪かったみたいね、今はtwenty-five, fifty-seven

信「とぅえ!?とぅえ、ふぃふ」

GWhy are you here?

信「わわわわ!?な、なんじゃ!?」

G「どうしてそうなるのよぉ、だからどうしてここに来たの?って聞いているの」

信「わしゃあ皆の衆と楽しく宴をしておったんじゃ、そしたら瀬戸の黒竜とかいう大渦に飲み込まれて

G黒竜、あぁ、あの時を駆け巡るといわれる大渦のことね」

どうやら合点がいった様子のGFAJ1

Gblack dragon

なにやら空中に画面を出す

Gyes,yes,yes…

ここで大阪公演では

信「みだらな!」

って言ってたんだけど東京ではしれっとこのセリフなくなってたし結局どうしてこのセリフがあったのか分からなかった

まぁでも確かにGFAJ1はずっとエロい

G「あなた本当に天文26年から来たみたいね」

信「さっきからそう言っておろう」

 

するとどこからか敵軍の声が

G「アナログ軍よ!」

矢が飛んで来て信右衛門の腕に刺さる

信「へぶっ、」

どうやらこの言い方が東京公演以降、気に入ってるらしい

G「だいじょうぶぅ?」

目元だけアップのGFAJ1

信「これくらい問題ない!、おぬしこそ大丈夫か?」

G「私は平気よ」

GFAJ1の顔全体が映し出されると頭に矢が貫通している

信「大丈夫じゃないぞぉ!?」

G「刺さってるだけよぉ」

 

突然空中に鉄の乗り物が現れる

中から男の人が喋りかける

「なにをしている、GFAJ1、我々の電磁波を全て破壊するという新型兵器、ミュオーンの情報は手に入れたのか?」

G「まだよ」

信右衛門の方を確認する船

「何をしていたんだ、…なんだそいつは」

G「アナログ軍じゃないみたい」

「本当に確認したんだろうな」

ピピッと緑の光を出して信右衛門の顔を分析する

信「わわっ、なんじゃ、」

「ちがうみたいだな、戻るぞ」

G「濡れるからやだぁ」

めちゃめちゃぶりっ子するGFAJ1がシュッと船の中に取り込まれて消える

 

舞台上段に移動して紫色の海を眺める信右衛門

「もうぶやら、あなろぐ軍やら、はいてく軍やら、一体何が何やらさっぱり分からんのぉ

すると後ろから攻撃の声が

「なんじゃ!」

色んなものが飛んできてブーメランが信右衛門に当たる

「へぶっ」(2回目、どんだけ気に入っとるねん)

 

暗転してナレーション

信右衛門を捕らえたのはアナログ軍の下っ端な様子

「なんだこいつは、ハイテク軍じゃあなさそうだが」

「まぁいい、とりあえず軍長の元へ連れて行こう」

 

舞台中心には手首を縄で縛られた信右衛門

えらい甲高い声の猿のお面を被ったキャラが出てくる

すごいキンキン声だったから加工したのかな?とか思ってたけど後でこれが普通にヒナちゃんの声であることに気づいた

「貴様!奇妙な格好をしおって!一体何者じゃ!ハイテク軍のスパイか!」

ビンタされる信右衛門

信「おぬしこそ顔を見せんか!名を名乗れ!」

セ「私はハイテク軍一番戦士!セカンドゥー!」

信「わしは村上水軍一番隊隊長、村上信右衛門じゃ」

セ「その顔もハイテク軍を率いるレステンスにそっくりだ!兄弟か何かだろーー!」

鏡を見せられる信右衛門

信「綺麗なふたえじゃあ」

セ「あらほんとぉ!ってちがーーう!」

再びビンタされる信右衛門

この両手を縛られて倒れてる感じがちまっこくて可愛いしサービスシーン

信「さっきからハイテク軍やらアナログ軍やら、全くわけがわからんのう」

セ「この海域でハイテク軍とアナログ軍の戦いを知らない者がいるはずがないだろ!!」

またもやビンタ

信「わしゃあ黒竜に乗って天文26年からやってきたんじゃ」

セ「訳の分からぬことを抜かすなー!!」

ビンタを避ける信右衛門

セ「よけるなー!!」

もう一度ビンタされる信右衛門

そこに鬼の仮面を被った男が登場

軍「待て」

セ「軍長!」

軍「お主、黒竜といったな?」

信「あぁ、わしは黒竜に飲み込まれてこの時代にやってきたんじゃ」

軍「いくつか質問させてもらうぞ」

信「いいだろう」

軍「名は」

信「村上信右衛門」

軍「年は」

信「26

軍「身長は」

信「56寸(=170cm)」

軍「体重は」

信「16貫(=60kg)」

軍「血液型は」

信「知らん」

軍「マイナンバーは」

信「まいっ、知らん!」

軍「メールアドレスは」

信「分からんといっておるじゃろ!」

質問する人が軍長からセカンドゥーにかわる

信「お前なんやコラ!サル!」

セ「好きな食べ物は」

信「イカじゃ、イカ

セ「好きな女性のタイプは」

信「紫式部じゃ!」

セ「好きな歌は!」

信「はっ、そんなもん村上水軍勝利の唄に決まっておろう!」

セ「それでは歌ってみよう」

信「お前に言われんでも歌ったるわ!アホンダラ!」

LOVE&KINGのイントロが流れ始める

まさかここでこの歌が来るとはってなりましたよね

歌詞が一部変わってました

覚えてる分プラスツイッターを参考にしつつ

 

海は広いな大きいな

空は青いなでっかいな

瀬戸内海を股にかけてるぜ

そんな俺の名前はね、信右衛門

 

隊長だけに海潮読むぜ

鳴らせ法螺貝行くぜ全開

海渡ってきたぜ俺たちは

どんなやつらにだって邪魔をさせるな

 

雄叫び響く 再び漕ぐ

荒ぐ波 あっという間に

お頭の信条は絶対完勝

風に潮今だ さぁ漕げ漕げ

 

やったんで 勝ったんで

ボカン大砲がドカンと的中

瀬戸内中から視線集中

 

やったんで 勝ったんで

俺たち水軍 最強海軍

海上の猛者になろうぜ

 

一、二、三、四、五、六、七、八

(ひいふうみいよおいつむうななやあ)

やったんで

一、二、三、四、五、六、七、八

勝ったんで

 

歌い終わった信右衛門

軍「見事だ、どうやらあなたは本当に黒竜に乗ってこの時代にやってきたようだ、疑ってすまなかった」

信「いやいやいやいやいや!」

いつもの顔ブンブン振るやつ

信「しかし一体どうしてお主らはハイテク軍と戦っておるんじゃ?」

軍「自然を守る我らアナログ軍と開発だけを重んじるハイテク軍の間で起こった戦、海軍だらけのモーブ海上戦争、例えるなら水着だらけの水泳大会のようなものだ、ハイテク軍が出した排水によってモーブの海も汚れてしまった、どうか綺麗な海を取り戻すためにそなたのお力を貸していただけぬか?」

信「わしの力なんぞ借りんでもお主らはハイテク軍の電磁波を破壊する装置を持っておるのであろう?みゅ、みゅ、そうじゃ、みゅおーんとかいう、ハイテク軍もビビっておったぞ」

軍「それはハイテク軍を撹乱させるための嘘の情報だ、そんなものは、ない

信「それではお主らに勝ち目はないではないか!」

軍「ひとつだけある、火、水、雷を操るといわれる伝説の古代魚、イフィッシュを釣り上げればよいのだ、しかし、その姿はおろか、釣りに行って帰ってきたものはおらん」

信「はええー、そんなものをわしに釣れというのか?」

軍「ひとつだけ方法はある、魔性の力を持つといわれる妖竿イフニクル、その竿で釣り上げたものはなんでも言うことを聞くという」

舞台奥に紫色のイルミネーションをつけられた釣竿を取りに行く

軍「はずだ

信「ほんとにこんなもので釣り上げられるのかいささか不安じゃぁ

軍「あなたは海に選ばれしお人」

信「しかし

軍「もし釣り上げられたなら、そなたに我が軍の大将軍の位を授けよう」

ここで!!って顔をする信右衛門が可愛い

大将軍を目指している信右衛門はその言葉に弱い

信「ほんとかのぉ?」

軍「どうか我らアナログ軍にそなたの力を貸してくれんか?」

ここで釣竿をずるずるしていじいじモードな信右衛門が幼児

信「しかし、わしは元の時代に戻らなければならん、織田との戦もどうなったか分かっておらんし、それになにより、わしゃあ皆の衆に逢いたいんじゃ

最初の方は悲しそうな言い方だったのに、この「皆の衆に会いたいんじゃ」の言い方のあざとさが日を追うごとに上がって行く

 

3/11なんかは「それになによりぃ、わしゃあ皆のしゅうに会いたいんじゃっ♡」って感じになってて、しかも困り顔で完全に自分の可愛さを把握しながら客席を向くから心の中で叫んだ

心にはとどめきれず変な声も出た

マジで信右衛門は姫…

 

軍「もし協力していただけたらあなたの言っていた鉄の船とやらを全っ力で修理いたそう、必ずや直してみせる!

信「まことか!」

軍「と思う」

信「なんじゃそりゃ、まぁでも困った人を助けるというのは村上水軍の十ヶ条にもあるけんのぉ、やってみよう」

 

暗転してスクリーンにはどうぶつの森風の画面が出てカオデかいという海にイフィッシュがいると聞いて向かうことに

ハイテク軍とアナログ軍の決戦の場所は2つの海がぶつかるハイアナ海門

 

チリンチリンと音がして客席に自転車に乗った信右衛門登場

階段をガタンガタンしながら颯爽と、とは無縁の感じでよろけながら下って行く

 

ちなみに2/21は真横を信右衛門が通り、無臭なことに驚きました

3/111席挟んだところで信右衛門が登場して顔の小ささに腰を抜かしそうになりました

 

見所⑤

信右衛門のもぐもぐごくごくタイム

とにかく食べ方が可愛いヒナちゃん

2/21はバームクーヘン

信「ばうむ、くうへん

大阪前半は口がパサつくものを用意するっていうスタッフさんの遊びがあって、バームクーヘンもパサパサすると予想していた信右衛門

パクッと食べて上目遣いでキョロキョロしてなぜか笑っちゃった信右衛門

信「ふふ、しっとりしとるのぉ~!」

思いのほかしっとりしてたらしい、可愛いね

 

2/22ワッフル

何やらパッケージと格闘してる信右衛門

「あけへん、つめ切りすぎた

可愛いーーー!!💕としか言いようがなかった

「あとで食べるけんのぉ」

と言いながら舞台に上がっていく

「冬の深づめはいかんのぉ

とか呟く信右衛門かわいいな

そして自転車がスタッフに撤収されると

「わしのわっふるぬすまれたぁぁー!!!」

 

2/24魚肉ソーセージ

この日からお客さんに頼んで開けてもらうパターンになったらしい

「どうやって開けるか分からんのぉ、開けてくれるか?」

一番前のお客さんパニクりながらも開けてそれを受け取った信右衛門がパクッと食べる

相変わらず食べ方が可愛いね

「お主、つめにはさまっておるのぉ」

ゴソゴソと自転車のカゴを漁る

「ちり紙は入ってないけんのぉ

優しい、可愛い

 

3/4バナナ

お客さんにめくってもらってバナナを受け取った信右衛門

信「どこを食べればええんじゃ?」

客「し、白いとこ」

信「白いとこ2つあるけんのぉ、ここか?」

皮の内側を加える信右衛門が可愛い

お客さんに教えてもらって無事に真ん中を食べる

信「もにゅもにゅするのぉ

ちなみにもにゅもにゅのイントネーションは→↑→↑

 

3/11ケバブ

自転車のカゴを開けた信右衛門、何かに気づいて笑う

「けったいな匂いがするのぉ」

白い紙に包まれた何かを取り出す

「け、ば、ぶ、笑」

お客さんに開けてもらい皮をちまちまつまんで食べる

「なんかがわがついとるけぇ

一気に全部を食べると結構こぼれる

「がわ」って言ったとこでクスクス笑いが起きてたけどこれは普通の関西弁で「外側についてるもの」の意味なんだけど東京公演だったから分からん人が多かったんか?

「これは今食べるもんじゃないのぉ笑」

そして上手袖を見上げる信右衛門

「これぇそこのケバブ屋のやつじゃろ!なんか見たことあると思ったけぇ!笑」

スタッフさんと仲良しだね

 

お客さんに渡してるのは濡れタオルらしくお客さんが??という顔をすると

「濡れておるじゃろ?わしのおしっこじゃ」

 

なんちゅうプレイや、と思わずツッコんだ

 

食べた後はいつものツアー中に使ってる紫のラベルの白ボトルで水分補給

2/213/11は普通に水分補給

2/22は開けてから「普通に開けてしもうたのぉ

2/243/4は開けてもらう

口をつけずにあーんして流し込む方式なのが可愛かった

 

 

見所⑥釣りシーン

まずはタコを釣り上げる

白色のタコで赤色の吸盤

「赤と白が逆じゃろぉ

続いてイカ

「わしゃあこのイカが大っ嫌いじゃ!はぁ、瀬戸の真っ白なイカが食べたいのぉ

続いて麺づくりが釣り上げられる

東京公演になってからは麺づくりをドヤ顔で3階席の下手、上手、センブロに見せる

「わしゃあ平仮名しかよめんけんのぉ、ちゃん!、づくり!ここから、あけてください!」

読めた時のドヤ顔が可愛らしい

なぜか東京公演の途中からは

「いさだくてけあらかここ!」

とここからあけてくださいを逆に読む信右衛門

3/11では麺づくりを舞台上段の中にいるスタッフさんに相談にはいる

この時中を覗き込んでる信右衛門が可愛い

「あそこいつもややウケじゃのぉ?普通に読んだ方がええんかのぉ?ここからあけてください、って、上からのパターンにのぉ?」

そして釣りに戻ってくる

「パターン言うてしもうた

うっかりカタカナ喋っちゃった信右衛門

2/24では麺づくりにめっちゃ顔近づけて読んでて可愛かった

 

麺づくりを返還して今度はハイチュウ、チョコモナカジャンボ、おっとっとを釣り上げる

ちなみに3/11はまさかの飛んできたハイチュウをキャッチしてた

まずはハイチュウから

「(丸)しぼり、(果汁入)り!」

ちなみにグレープ味

「海の色に染まってしもうたんじゃのぉ

と言いながら返却

つづいてチョコモナカジャンボ

「海から瓦がでてきよった!」

2/24公演では「瓦の中に綿みたいなもんが入っとるぞ!この茶色いのはなんじゃ?ババか?けったいな」

小学生レベルの下ネタが好きなヒナちゃん

 

そしておっとっと

大阪では「おぉ!読めるぞ!おっとっと!うすしお!」って感じだったのに、なぜか回を増すごとにこの場面がエロくなっていく不思議

3/11公演では「んっ、んんっ♡よめるぅ♡」って言ってて訳がわかんなかったし「おつとつと、うすしお♡」のセリフではうすしおをあんなにエロく言う人初めて見たって感じだった

 

つづいて釣り上げたのは公演グッズ

ポスターカードの封筒からⅩのポスターが出てくる

「おぉ!わしの顔じゃ!この時代までこれが残っておるということはわしゃ相当男前ということじゃのぉ?」

3/4の場合はあんまりウケなかったからか「そうでもないか?」ってなってた笑顔がなんか儚かった

3/11は麺づくりと同じく上に掲げて見せる

そしてラウンドガールみたいにセクシーにポージングする信右衛門

 

公演グッズを仕舞うと雨が降ってくる

「風邪ひくぞぉ

大きな魚影が見えてなんとか奮闘し釣り上げる

2/24では釣り上げる時に毎回お尻突き出してぷりんってしてたからガン見させてもらった

格闘の末、釣り上げたのはイフィッシュ

ビジュアルは金色のジンベエザメ

「おぉ!イフィッシュじゃあ!よし!火を見せてみい!」

ボッと小さい火を吐くイフィッシュ

「おもてる規模感と違うのぉ、よし、水じゃ、水でその火を消してみい」

おしっこをかけて火を消すイフィッシュ

「な、ななな、おしっこ!?けったいな!」

考えたのはヒナちゃんなんすけどね

ていうか本当にそういうネタ好きだね

「ええい!いかづちを見せてみい!」

釣竿を振り上げた信右衛門に大きい雷を落とすイフィッシュ

「おぉ!ええぞイフィッシュ!向かうはハイアナ海門じゃ!」

 

 

ここで暗転

イフオアⅩ レポ①

まずは全体の流れから

 

に比べるとかなり立派なセット

後ろに登れる階段付きの段があってその上に大きなモニター、両サイドにif or と描かれた海門のセットがある

アニマルマジックのカラオケver.が流れ始め青色の照明がぐるぐると照らし、曲がフェードアウトすると和太鼓と法螺貝音とともに

 

「天文26年、624日、瀬戸内海東部に浮かぶ淡路島を舞台に繰り広げられた村上水軍と九鬼水軍の戦

 

みたいな文字とナレーションが流れる

暗転し村上信右衛門という役を演じるヒナちゃんが甲冑と兜姿で上段センターに後ろを向いて登場

 

周りは合戦で戦ってるような音

 

振り向いて兜の口元の覆いを取る

そして下段に降りて殺陣のシーンに入る

 

見所①殺陣

とにかく足捌きが美しい

すり足がたまらないんっすわ

何度かターンをするんですけど相変わらず軸がしっかりしていて回転も速くて、それでいて優雅

上段蹴りも長い御御足を堪能できますし、いつも双眼鏡で見るか、肉眼で見るか迷ってしまうポイントの1つです

 

舞台上手にて信右衛門が刀を振り下ろすとバシッという人を斬る音と共に赤い照明で血が飛び散る演出

 

信「九鬼康成、討ち取ったりぃー!」

 

ここまでは割と真面目な感じで進むのかな?と思いきや、そうなるはずがないのがイフオア

 

「隊長!そいつは影武者です!」

 

信「なにぃ?本物はどこじゃ?」

 

そんな感じでまた殺陣シーン

舞台中心がパッと光って討ち取る

 

信「ハッハッハ、今度こそ、九鬼康成、討ち取ったりぃ!」

 

「隊長!それは影武者のそっくりさんです!」

 

信「むっ

 

ここでヒナちゃんの若干の顔芸が入る

ていうか私このセリフが面白すぎて毎回爆笑してるんですけど面白くないっすか?

信右衛門も誰かに似て、天然キャラなので中々のうっかりさんです

 

しばらく殺陣シーンを味わう

おそらくここで10分くらいかな?

2/21はかなり長く感じたんですけど2/22はあっという間でした

2/24も短かったんですけど3/4の東京公演だとまた長くなったような気がしたので、もしかしたら何回か長さを変更してるかもしれません

 

そしてようやく九鬼康成と刀を交え、X字に刀を二度振り下ろして九鬼康成を破ったところで暗転、オープニングテーマが流れ始める

 

このオープニングテーマ何回聴いてもめちゃめちゃワクワクします

と思ったら今回音響にPeachさんとか清塚さんも入ってて道理で立派なわけだ

 

見所②

暗転はしてるもののスライドが結構明るいので、はけていくヒナちゃんの走り方がさっきまでの殺陣と違って素の走り方なので萌えポイントです

 

そしてⅠの写真から順番にⅨの写真まで表示されていく

イザベラちゃんマジきゃわたん

パンフにイザベラちゃんの写真がなかったのそこそこショックだよ

 

最後は甲冑を着たヒナちゃんの目元にカメラが寄っていって瞳の中に白字のXが映ってスタート

 

お祭りみたいな音が流れててぱっぱぱっぱぱっぴー、ぷぷぷぷぷっぺーみたいな唄を皆の衆が歌ってる

 

上手に舟のセットがあってイカをかじりながらお猪口を片手に寝転んでる信右衛門

かなり酔っ払っている様子

 

「いやぁ、しっかしわしのばちゅんばちゅん!ゆうて倒したのはカッコ良かったじゃろぉ~?」

 

「新しいイカもってこいー、わしゃぁ一口目しか食べんのじゃあ」

 

ほぼほぼ目が開いてない信右衛門

何やら皆の衆から提案が

 

「ええこと言うのぉ、おぬし、ええこと言うのぉー!九鬼の首こけえもってこい!九鬼の首で一杯やろぉぞぉー!」

 

見所③

ずっと舟のヘリやらを足でスリスリしたり脚をゆったり絡ませたりしてるんですけどとてもエッチ

誘われてんのかな?って思うレベル

 

ここで結構いっぱい喋ってるはずだけど残念ながら全っ然覚えてないです

 

ただ2/21は酔っ払いすぎてなのか、舟のヘリにそこそこ勢いよく頭ぶつけてました

 

新しいイカが欲しいのに中々くれない部下におこな信右衛門

 

信「イカくらいすぐ準備できるじゃろぉ、ちんたらしてるとコクリュウにほうりこむぞお!」

 

と脅すと皆の衆の笑い声が止まる

この時上手の袖に上目遣いする信右衛門が可愛い

 

信「ふっはっは、なーにを本気にしておるんじゃ、あんなもんわしらの先祖が子どもに言うこと聞かすためにつくった迷信にきまっておろう!のぉ?」

 

どうやらコクリュウという渦に飲み込まれると帰ってこれないという話があるらしい

 

信「そんなもんがほんとにあったらこの、わしの名前なんじゃったかのぉ?」

 

酔っ払いすぎて自分の名前を忘れる信右衛門

 

信「しん、えもんコクリュウなんぞこの信右衛門が叩き斬ってくれるわ!」

 

でも「この信右衛門が」と言おうとして名前を忘れるくだりは途中からやり始めたはず

確か大阪公演のどっかで本気で自分の役の名前を忘れてごにゃごにゃしてたのがウケたからそこから使い始めた模様

 

ここで雨が降り始める

 

信「雨がふってきよった、そろそろおひらきにするかのぉ」

 

立ち上がる信右衛門足元が千鳥足

 

信「宴もたけなわ、最後に一杯っ、と言いますがぁ、そこから一杯、二杯、三杯と」

 

締めの言葉が長い、そしてほぼ日替わり

そしてごめんよ、また全然覚えてない

酔っ払い信右衛門ごにゃごにゃしてて可愛い

そして締めようとしていると連絡が、

 

「なにぃ?、どうやら織田軍が上町台地沖にて鶴翼の陣を敷いて待ち伏せしておるようじゃ、わしらはそれを円月の陣で迎え撃とうぞ!」

 

ガタンと船が揺れて信右衛門よろける

 

信「へたくそぉ!なにをしておるんじゃ!」

 

スクリーンには海が荒れていて村上水軍の船もかなり揺れている様子が映し出される

 

信「こりゃ大しけじゃのぉ、皆の衆、帆は張っておるな?、いったん洲本の沖まで移動するぞ!」

 

何やら皆の衆が怖がっている様子

スクリーンには鋭い目のついた黒い渦が現れる

 

信「なにをびびっておるんじゃ、はっ、コクリュウじゃとぉ?そんなもんいつもの瀬戸の大渦に決まっておろうがぁ!」

 

信右衛門が刀を振り上げると、雷が落ちて船が再び揺れて信右衛門が海に落ちる

暗転してスクリーンには海に沈んでいく新右衛門の様子

ぶわっ、と信右衛門の身体が浮き上がったかと思うとドラもんに出てくるようなタイムマシーンに乗ってしまった信右衛門

 

タクシーの表示みたいなんが付いてて「空車」から「深夜料金」に変わる

 

西暦らしき4桁の数字がどんどん進んでいく

 

1582 本能寺の変

2020 東京オリンピック

 

という文字がどんどん表示されていって途中で

 

村上信五#SHINGOに改名

とか色々未来の出来事が文字として出てくる

これが2088年くらいの出来事になってたのでお前何歳まで生きるつもりやねん、とか心の中でツッコんでしまったけど

 

そして前から風を受けてる信右衛門の顔がアップにスクリーンに映される

おそらくここは変顔で笑わせるつもりだったんだろうけど風を受けても可愛い信右衛門の顔への驚きの方が大きくてそんなにウケない

 

そして未来にタイムスリップしてきた信右衛門が舞台下手側の砂浜のセットに倒れている

真ん中にはタイムマシーン

スクリーンには海の映像が流されているが毒々しい紫色をしている

 

見所④

どうやら二日酔いの信右衛門が砂浜でゴロゴロしながら駄々こねてるのが可愛い

「わしゃあひとりでおきれんぞぉ~」

手を上に出して

「おこしてくれぇ~」

足をバタバタ、スリスリ

「ぬがせろぉ、わしゃひとりで甲冑もぬげんのじゃあ」

 

大阪2/24にて

どんどんゴネてるうちに甲冑が上に上がっていって、下にどうやら白いYシャツのようなものを着ているらしく腰がめちゃくちゃ細い

「ぬがせろと言っておるじゃろぉ、この、前の部分が顔にあたって、じゃまなんじゃあ」

顎に甲冑の前部分が当たって痛そうな信右衛門

 

東京3/4にて

砂浜のセットの角度のせいで足側が上がってるから起き上がれないことに気づいた信右衛門、めちゃめちゃドヤ顔で

「わしは気づいたんじゃ、ここがこう足が上がっておるから起きれんのじゃ、のぉ?」

と言いながらくるんっと上下逆になるものの全く起き上がれない

「なぜじゃ、なぜ起きれんのじゃ、はっ!、縦に起きようとするからダメなんじゃ、こうして横にゴロゴロすれば

舞台をごろごろ転がる信右衛門、幼児

「ほれ!起きれたぞ!」

可愛すぎる信右衛門殿

 

3/11にて

「こりゃあ起きれんぞぉ

ぐだぐだする信右衛門

「皆のしゅうー、起こしてくれーい」

「もうイカやらんぞぉ?」

イカで皆の衆を釣ろうとする信右衛門かわいい、信右衛門は簡単にイカで釣れそう

「わかった、譲歩じゃ、歩み寄ろう、ほれ、起こしてくれい」

って手をあげる

「もぉー、起こしてくれぇ言うとるじゃろぉ、足もやるけぇ」

足をあげる

「ひっぱるだけじゃろぉー!」

それでも皆の衆はやってこない

「いじわるせんでくれぇ…」

かわいそかわいい…

そんな感じで駄々をこねていると手の甲がどこかにぶつかる

「いだい!いだぃいだぃ!」

泣きそうな声の信右衛門が可哀想だけど可愛い

「ばしぃ当たってもうたんじゃがあ~、皆の衆出てきてくれんかぁ~、いだいんじゃぁー!」

その後も起き上がってから「いだぃいだぃ!」って泣いてた(演技)から相当痛かったんだと思う

 

 

そして砂浜に自分の刀とその鞘と兜が落ちていることに気づいた信右衛門、刀を拾う

「これはわしのじゃのぉ

刀を鞘にそーっと納めてみる

「はまってしもうたのぉ!」

 

 

3/4にて

タイムスリップしたと考えるのが怖いのか皆の衆がいないと信じたくないらしい

どうやら中の人と同じく相当な寂しがり屋のかまってちゃん

「鉄くずが砂浜に散らばっておるってことは、は!織田軍との戦に勝ったんじゃな!」

砂浜に散らばる鉄スクラップを新しい物好きな織田の鉄の舟だと思い込む信右衛門

「てことは宴じゃあー!」

それでも皆の衆は出てこない、なぜならタイムスリップしているから

「はっはーん、わかったぞ皆の衆、宴の準備をしておるんじゃろぉっがぁ♡、のぉ?皆の衆」

この、じゃろぉっがぁ♡の言い方がとってもエッチで困惑した

 

 

 

 

2/21にて

皆の衆が信右衛門を驚かそうとしてるんじゃないかと考えた信右衛門

「わしゃあそんなことじゃ驚かんぞ」

と強がっていたものの中々皆の衆ご出てこず不安になっていく

「どこに隠れておるんじゃ!もうええじゃろぉ、頼むから出てきてくれぇ

寂しがり屋の信右衛門、ぺろい(ペロペロしたいの略)

 

 

 

暴れてるうちに鉄の船(タイムマシーン)に気づく信右衛門

「こりゃあわしが夢の中で乗っておった鉄の船じゃ!」

鉄の船が本当にあるのか刀でつついてみる

「当たったのぉ、当たってもうたのぉ」

ここが中々面白い、そしてビクビクする信右衛門可愛いね

タイムマシーンに乗ってみる信右衛門

「こうして揺られておったのぉ!のぉ?」

 

2/24にて

なぜかタイムマシーンの背もたれに手を乗せてピース✌️を作るヒナちゃん

なにかのお遊びだったのかな?

 

そして砂浜に落ちているイカを見つける

緑色で紫のドット柄

「奇妙な色をしておるのぉ、まぁいい、空きっ腹に酒もいけんじゃろ」

食べてみる信右衛門

「ん、意外といけるのぉ、ん、まっじ!」

ぺっと吐き出して海の水で口をゆすぐ信右衛門

 

「からっ!なんじゃあこの海は!」

 

あまりにも長くなったので一旦ここまで

 

自担のドールを作る話 〜オーダー編②〜

準備編https://t.co/VRBLge3wMz

オーダー編①https://t.co/bbxssxLxlE

の続きです

 

いよいよメイクへ

参考資料を見てもらいながら細かくメイクの仕方を指定していきます

正直DAさんより私の方が日本語力が上だったので何度か注文の書き方を変えていただきました

 

遠慮のなさがここでは大事

 

準備編の画像にあげた通り参考資料をかなり作り込んでいたのですがこれくらい考えてくる客も珍しくないそうです

 

ちなみにこちらが私のメイクオーダーシート

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フルチョをした人のブログをいくつも漁っていたのですがここまで枠からはみ出るほど注文の書き込まれたオーダーシートはあまりないのでなんだかんだ言ってDAさんには頭が上がりません

 

①全体イメージ

最初からキャラドールを作りたいと言っていたので参考資料の写真を出すと店員さん

「あー、関ジャニの…、名前わかんないですけど」

久しぶりに自担の名前と顔が一致しない人に会ったので新鮮でした

 

それほど知名度が恐ろしい自担

よく考えればドール界隈とジャニオタ界隈って結構かけ離れてますもんね

グループ名が分かってもらえただけですごい

 

とりあえず全体イメージとして最初に言ったのがメモにも書いていた「ぽやぽやした感じ」

このぽやぽやって言葉、ほんとヒナちゃんにピッタリすぎると思うんですよ

しかもあんまり普段使う擬音語じゃないのにすぐにその言葉を聞くだけで全体のイメージが湧くし絶対伝えようと思ってました

 

「あ、ぽやぽやは平仮名でお願いします」

 

カタカナだとまた違った印象になりそうだったので…

 

最初に伝えたイメージが「ぽやぽやした感じ、それでいて憂いを帯びている」というものになりました

 

後から付け足しで

・中性的にならないように

・外国人顔 NG

というのも伝えました

 

ヒナちゃん顔は濃いけどかなり日本人顔だと思っているので

 

中性的にならないようにというのがDAさんにはわかりづらかったらしく「男性的な感じですか?」と聞かれそれは違う!となったので

目と唇は女性的、眉は男性的、という文言を足してもらいました

 

実際にメイクをしてくれるメイク師さんには文字情報でしか伝わりませんからおそらくメイク師さんに分かってもらえるように言葉を掘り下げてくださっていたのだと思います

 

最後に確認の際に滑り込みでメモしていなかったのに伝えてなかった「パーツとしては童顔」というのも加えました

 

②眉

準備編にも書いた通り眉の描き方が一番興味なかったのですがまさか一番最初に決めなきゃいけないとは思わずとりあえず資料の通りに説明しました

 

それほどこだわりはないと言いつつもあの資料を見せたので

「こだわり結構あるじゃないですか(笑)」

と言われたけどこだわりはない。

 

まず最初に男の人らしい感じ、と伝え上がり気味のほぼ並行太眉

アイホールより眉毛が手前からスタートすることだけお願いしました

 

あとは「資料を参考に」と書いてもらいあっさり終了

なんせ資料を作り込み過ぎたからDAさんの仕事が半減してた気がする…

 

色味を聞かれなかったので最後に申し込み内容を確認してる時に「ウィッグより暗い色で」とお願いしました

お任せにしてたら普通は髪の毛より眉毛の色の方が明るくなると思ったので

 

しかし眉毛にはあまり主張して欲しくない、ということで

「ウィッグより明るくならないように」という風に書き換えさせてもらいました

 

ほんと細か過ぎて申し訳ない

でも意思の疎通には言葉選びって大事

 

③目

ここがドールの命であり、かつ私の一番好きなパーツということで妥協はできなかったためめっちゃ時間がかかった

 

40分くらいかかった気がする…

 

まずはタレ目ということを伝える

これじゃなきゃ始まらないもん

 

そして一番私がこだわっていた切開ラインを鼻側に向かって横向きではなく下向きに入れて欲しいというのを熱弁しました

 

しかしあまりの熱弁具合に文字に起こすのは無理だと判断したのかここでも「資料を参考に」という文字が登場

 

資料作ってきて良かった…

 

そしてタレ目の命である目尻にも粘膜表現を入れてもらうことに

ただ、ドールで目尻側に粘膜を描いているパターンが少ないのでその場で絵を描かせてもらいながら説明

その外側に下まつげを描いて欲しいということも熱弁しました

 

目に関してはずっと熱弁してた気がする

あんなにヒナちゃんの目について対面で語ったのは初めてでテンションがハイになりました

 

涙袋を目立たせたかったので下まつげは目尻側のみに描いてもらうことにしました

ちなみに下まつげはつけるんじゃなくて一本一本描くんですよ、すごいですよね

 

そしてそう、涙袋

これが結構賭けなんですよ…

 

なんせドールって下まぶたはシャドウを入れてる子がほとんどで、あってもグロス程度(目の下をキラキラさせる)

 

一応DAさんが別のDAさんにも確認してくれて涙袋も作れるという風には言ってくれましたけどやっぱり

「メイク師さん次第なのでもしかしたら希望の表現通りにはならないかも…」

とのこと

 

まぁ涙袋を作ってくれるかどうかも怪しいもんだと思っていた私は二つ返事で了承

「資料を参考に涙袋を表現」とシートに書いてもらいました

 

資料さん様々ですわ

 

アイラインは特に難なくまつげと同じような色で目尻側に太く、跳ね上げずにアイホールに沿って下げる、というオーダーをお願いしました

 

ヒナちゃんのまぶたが結構ぷっくりしているのでアイシャドウは控えめに、さらに二重幅にグロスを薄く入れてもらうことにしました

 

そしてこれまた私の熱弁ポイント

目尻の三角のシャドウは並行に

シャドウというより影とか窪みを表現してくださるとありがたいんですけどどうなんでしょう…

 

ちょっとブログに書いてて不安な表現の箇所が何個も出てきたのでメイクのオーダー電話で少し変更しようかな…

 

ちなみに注文から一週間以内に1回までなら変更できるそうです

 

④唇

ようやく目元のオーダーが終わりDAさんも私もちょっとホッとした感じになりました

 

唇は下唇の方が厚く、色味も分からない程度に赤みを足して欲しいと書いてもらいました

 

ぷるんよりふわっとした柔らかそうな唇に仕上げたかったのでグロスをつけるか迷ったのですが、ヒナちゃんの唇は意外とボリュームがあるので薄めにグロスをお願いしました

 

唇に縦皺を入れるかどうか選べるのですが実物を見せてもらってそこまでリアルすぎる感じはしなかったので入れてもらいました

 

⑤チーク&シェーディング

ここを全く考えておらず店内に置いてあるSDMのメイクカタログをパラパラとめくりながら熟考しておりました

意外とここで手間取ってしまった…

 

最終的に少し色黒な頬のすっきりした女の子のものを完全にパクってお願いするということでナチュラルな色味になるようにお願いしました

 

ほくろとそばかすも付けられるそうでしたが別にそれはいいかな…と思いなしに

特にヒナちゃんの顔で目立つほくろもないし

 

 

こんな感じでメイクのオーダーが終了

ここから注文内容を確認するのですが何回も途中で止めてメイクのオーダーを直させてしまって申し訳なかったです

 

しかし妥協するわけにはいかないのだ

 

細かいオーダーだったのできっと似ると思いますよーとお墨付きをいただきお会計へ

 

オプションなし、MSDが5万円なので税込54,000円、店舗受け取りなので内金10,800円を支払い、残りの43,200円は5月上旬の受け取りの際に払うことにしました

 

さて、めでたしめでたし…

 

 

まてーーーい!!

 

 

そう、私にはひとつ心残りがあったのです

 

それはお迎えドレスの女の子用の下着…

 

ここで買わなければ後悔すると思い勇気を出して買うことに(ちなみにこの時点で会計はすでに終わっているしなんなら会員カード登録も終わってるしオーダーシートの控えを貰う段階だった、DAさん本当に申し訳ない)

 

「あの…、オプションのお迎えドレスやっぱりつけたいんですけど…」

 

「あー、分かりました、男の子用のドレスは売り切れですので男の子用の下着ですか?」

 

DAさんの気の利かせ方が私には酷だった

いや、そりゃそうだよね

普通男の子用の下着頼むと思うよね

あなたは何にも悪くない

 

「いや、あの…、女の子用の下着が欲しいんですけど…」

 

私の気のせいかもしれないが一瞬DAさんに??という顔をされてマジで私のメンタルは瀕死状態だった

なんの羞恥プレイだよ!!!!!

私は初対面の男性に性癖を打ち明けた

 

しかしそこはDAさんもプロ

 

「かしこまりました、女の子用の下着をオプションでおつけしますね、会計55,080円ですが内金お支払いただいてますので今回のお支払い金額は変わらず、お迎えの際に44,080円になりますがよろしいでしょうか?」

 

かたじけない…

しかも色々支払額が変わるからめっちゃ電卓で計算し直してくれた

 

ちなみにこの後、お迎え後のお迎えセレモニーはされますか?と聞かれた

 

お迎えセレモニーとは要はドールに魂を吹き込む儀式だとかなんとか…っていうやつである

 

正直やりたかった

 

私のヒナちゃんへの想いは多分想像以上にこじれているのでめっちゃやってみたかった

 

ただし前述の通り女の子用の下着を頼んだ時点で私のメンタルはかき氷のごとくゴリゴリに削られていたためこれ以上のMPは残っていなかった… 

 

「やめときます」

 

結局会計まで、なんなら会計後も何回もオーダーし直したのですが

「遠慮なくおっしゃってください!」

と毎回笑顔で言っていただいてありがたかった

 

というわけで私の初フルチョはこんな感じで幕を閉じました

なんだか女性として大事なものを失った気がするけどすっごく楽しかったよ☆

 

とりあえずフルチョに大事なものは

①参考資料

②押しの強さ

③恥じらいを捨てること

って感じでした、ぜひ参考にしてみてください

 

ちなみに使う方がいらっしゃるかどうかは分かりませんが私の作った参考資料はご自由に使ってくださって構いませんので

 

また5月上旬、お迎えしてきたら画像とともにアップしようと思います

 

 

※追記

メイクで色々変更したい点があって電話で済まそうと思っていたのですが、ヘッドも元から推していた29番に変えたいと思ったのでもう一度すみかに行ってくることにしました

 

その時の様子はまた続きでレポいたします

自担のドールを作る話 〜オーダー編①〜

前回の準備編https://t.co/VRBLge3wMzの続きです

 

土日月の3日間を使ってある程度オーダーする内容が決まり火曜日、「沼ってすぐのオタク特有の謎の行動力」を発揮してフルチョすることに

この日が休みだったのは運命だったのか…

 

まぁ沼に落ちるときは大概運命というか、ぽっかり休みができたり臨時収入が入ったりするもの、という経験則があったオタクは何も躊躇することなくボークス 日本橋店へ

 

前日までは楽しみだったのですが行きしなにセブンイレブンで参考資料をコピー後、電車に乗り込むと急に不安がやってきました

 

その内訳は「こんな性癖丸出しの資料を店員さんに説明するのか?ていうか表現が厨二臭くない?」という恥ずかしさ

 

ちなみにこの気持ちは最後まで私を付きまとうことになります…

 

実は20年近く大阪に住みながら日本橋に来たのは初めてで、ザ・大阪な雰囲気と中国人の多さに驚きながら黒門市場を横目にTakoyaki in my heartが頭の中で流れていました

 

そして歩くこと約10分、11時5分に到着

見えてきた青い看板のお店に入りエレベーターで7階の天使のすみかへ

 

1階ではフィギュアなどが売っていて11時開店ながらも結構多くの人で賑わっていました

 

7階について足を踏み入れると

 

シーン…

 

なんと、私以外に客がいない

 

フルチョが予約できないらしいということで混んでいたら嫌だなぁーと思い開店時間に来たのですが平日なら心配いらないかも

 

レジでは店員さん同士が喋っており、声はかけてくれたものの小心者だった私は一旦店内を一周 

 

ドールもところどころに飾られていますが、どちらかというとドールの衣服やパーツなどの専門店という印象

 

とりあえず勇気を出して店員さんに「フルチョイスしたいんですけど…」と切り出すと30後半くらいに見えるいかにもオタクな小太りの男性が対応してくれました

 

ここらへんで緊張はピークに

上手いこと声が出せなくて、元々声が通らないのもあるので静かな店内で良かった…

 

挙動不審だったからか初めてであることがバレていて

「初めてですよね?」

とDAさんに言われるまま頷き、インターネットで何度も見た注意を丁寧に説明していただき署名をしてスタート

 

署名の時、手がめっちゃ震えてました

(ちなみにオーダーシートをあとで見返すとふりがなの欄の一段上にある会員番号のところにふりがなを書いたことに気づきめちゃくちゃ恥ずかしかった)

 

ここからはオーダーの進行順にオーダーした内容を書いていきたいと思います

 

①サイズと性別の選択

こちらは迷うことなく当初の予定通りSDMの男の子を

 

②ヘッドの選択

インスタを見て4種類には絞ってきた旨を伝えると驚かれました

初心者の場合ヘッドの選択に時間がかかるお客さんが多いみたいでしたが、インスタで候補を絞っていたので体感としては5分ちょいで決められた気がする

 

頼んだヘッド4種類が机の上に、ウィッグもなければアイも入っていないドールが自分の前にズラーっと並べられると結構怖かったです

 

私のヘッドの条件はこちら

・目頭が丸い

・顔が短くない

・タレ目

 

しっかり調べてきただけあってDAさんにどの子もメイク次第で十分タレ目にはなりますよーと言われたので上の2つの条件を基に決定することに

 

ここで初めてドールに触れました

柔らかくはないのですがフィギュアとか石膏の感じとは違う

サラサラしていて硬いのに少し柔らかさを感じる

 

ちなみにヘッドの選択肢としては

・SDM_F_41

他のヘッドに比べると、タレ目だが第一条件であった目頭が鋭くないという条件をクリアできてなかったのでパス

・SDM_F_37

目からアゴまでの距離が短く、比較的目の下の距離が長いヒナちゃんには幼すぎたのでパス

 

残り2種類で結構迷いました

 

・SDM_F_29

ネコ耳やエルフ耳がつけられるのが魅力だったし正直29でも問題なかったと思う

(もし2体目をお迎えするのであれば29で作ってみたい…)

目頭の丸さで言うとこっちの方が良かった気もする

 

・SDM_F_43

これが出された瞬間可愛かった

アイもウィッグもつけてないのに可愛い

しかもミディにしては大人っぽい顔立ち

それでいてめちゃくちゃタレ目

目頭も丸い

 

目頭のところで迷いましたが43は開口タイプということで少し開いた唇に隙間があって歯を描き込んでもらえる

 

唇のイメージとしては隙のあるキスが奪えそうな感じを目指していたし何よりヒナちゃんのゆるく開いた口の中に見えるウサギのような大きな前歯が大好物なので43に決定

 

この頃には素のヘッドに対する怖さは消えて可愛い…と思ってたので沼はすぐそこ

 

②アイの選択

店頭で見せてもらったアイがwikiで事前にチェックしていたよりもかなり少なく何より灰紫がなかった…

 

紫系は青紫の一色で茶系も金茶Bのみ

 

初めにDAさんが金茶Bの18ミリと18/9をつけてくださったが私の中で16ミリなのは決定している

 

「小さい方がいいかなぁー…、16つけてもらっていいですか?」

 

そんなわけで最終的に16ミリの青紫と金茶Bを片目ずつにつけてもらう

青紫も結構可愛かったんですけど金茶Bがめちゃくちゃハマってたんです

 

まだ素のヘッドに眼球をつけただけなのにこれがすっごい可愛い

 

というわけでアイは金茶Bの16ミリに

ちなみに16ミリでもかなり黒目がちだったのでもう少し小さいサイズがあったらそっちを選ぶレベルでした

 

ヒナちゃんって黒目がそれほど大きいわけじゃない(いや、ドール比ね、そりゃ大きいよ)のにまぶたが黒目にかかってるから可愛らしい優しい印象になるのが素敵ですよね

 

取り付けをしてもらうか、自分でするかという選択肢があり取り付けも無料だったのですが、「左目は少し内斜視」というこだわりがあったのと、灰紫に未練があったので自分で取り付けることに

 

DAさんが瞳パテという手でこねる粘着剤でアイの取り付けをしていましたが、あれなら自分でできそうだな、という感じ

 

取り付けをお願いするとグルーガンでガチガチに固定されるのでDAさんも口には出していませんでしたが自分で取り付けることをオススメしているような感じでした

 

③まつげ

目頭から目尻まで長さの変わらないタイプ、もしくは目尻が長いタイプの2択でした

目尻の長いタイプの中にさらにボリュームタイプ、ロングタイプ、クロスタイプがあったのですがヒナちゃんは目尻が結構密なファサファサまつげだと分析していたので後者から選択することに

 

ボリュームタイプはあまりにもバサバサしすぎてミディには向かないと言われたのでロングかクロスの2種類から選びました

 

その2つはどちらも色はブラックとブラウンの2色展開で、ブラックにする気はなかったのでブラウン

ちなみに前者だと奇抜な色もたくさんありました

 

ロングタイプとクロスタイプを装着したドールの写真を見比べても違いがわからず、正直どっちでも良かったので迷いましたがまつげは長さより量というのは決めていたのでクロスタイプに

 

まつげの取り付けをお願いすると外付けと内付けを選ぶことになります

 

外付けの方がパチっとして明るい感じに、内付けだと大人しめになると聞いて、ヒナちゃんのハイライトの入った目を再現する外付けも捨てがたかった…

しかし、全体イメージが準備編にも書いた通りパーソンさんの白シャツヒナちゃんだったのと元々まつげは伏せ気味を目指していたこと、それに加えてDAさんがクロスタイプにするなら内付けの方が自然というアドバイスもあって内付けを選びました

 

 

④ウィッグ

これがとにかくショートヘアが少ない

ヒナちゃんにかろうじて付けれそうな短いウィッグが2種類しかなかったのでそこから選ぶことに

 

アシメシャギーとクールシャギーで迷ってアシメの方はおぼっちゃん感が強かったのでクールシャギーにすることに

 

ちょっと昔のヒナちゃんっぽい感じ

 

色は最初にウェブで目をつけていたブラウンゴールドを最初につけてもらったのですが思っていたよりも明るい…

 

ヒナちゃんの髪色だと暗髪が好きなのでナチュラルとリッチブラウンも出してもらいました

 

ナチュラルはほぼ黒髪だったので却下

 

しかしリッチブラウンがドンピシャ

少しピンクっぽい暗い色のブラウンでまさにヒナちゃんって感じの髪色でした

 

しかもフルチョ限定だったので迷いなくリッチブラウンのクールシャギーショートに決定しました

 

ここまで結構悩まずに決めれたと思っていたのですが気がついたら30分以上

 

当たり前なのですが、時間に余裕を持って来店することをオススメします

あと天使のすみかは電話予約できないと聞いていたのですが店舗には予約推奨とされていました

私は平日の11時に行けたので問題なかったですが、時間に余裕のない方、店舗が遠い方は電話で予約できるか確認してみるのも手だと思います

 

⑤腕パーツの選択

普通のものと筋肉質なものと2種類あったので実際に実物を見せてもらうことに

筋肉質タイプと言っても筋肉が再現されているのは肘から下だけで二の腕はぷにぷにしていてまさにヒナちゃんだ!と思ったので筋肉質な方にしてもらいました

 

⑥脚パーツの選択

準備の時点で男の子ボディだとすわりっこが選べないと勘違いしていた私

店員さんの説明を流し聞きしつつこれはまぁ予定通り普通の長さでいいかなーと思っているとナチュラルにすわりっこの説明が始まる

 

すわりっこ選べんの!?

 

となった私は迷うことなく

「すわりっこで」

と注文しました

 

あと普通およびロング脚の二重関節構造がドールに慣れていない私的には曲がり方がちょっと怖かった…

 

「男の子でもすわりっこ脚だとポージングの幅が広がるのでいいですよー」と言われたが私はポージングなぞどうでもよかった

 

ヒナちゃんに女の子座りをさせるんや

 

⑦手のパーツの選択

10種類くらいあって全て出してもらったのですがDAさんはフルチョ限定をオススメしていました

というかDAさんは基本ずっとフルチョ限定をオススメしてくれてます

(フルチョ限定のパーツはオクで高く売れるそうな…)

 

11番がひとつだけ筋が描かれていてスッキリした指先だったのでヒナちゃんといえば長く細い指先だろう、ということで、しかもDAさんからも使い勝手が良くてオススメかつフルチョ限定と言われたのでこちらもほとんど迷うことなく決定

 

⑧テンションの具合

こちらもきつめにするとゴムの寿命縮むって言うし普通でいいかなと思っていたのだが

「ゴムの寿命は年単位ですのであまり気にしなくて大丈夫なので基本的にはゆるめはちょっと…、ポージングさせたいならきつめがオススメです」

というDAさんの話を聞いて少し迷った

 

でも結構ポージング変えて遊ぶやろうなぁーと思ったのでなんだかんだ言って普通にすることに

 

⑨足の形の選択

下駄足にする気はなかったのですが店員さんに下駄足でも問題なく普通の靴を履けると言われて少しだけ迷いました

 

しかし裸足を綺麗に見せたいという願望があったので予定通り普通足に

 

取り替えも簡単なので足は後から別パーツを買っても大丈夫だそうです

 

⑩オプションの選択

オプションは追加料金がかかりますが普通に頼むよりは割安らしいです

しかしお金がないのでDAさんの説明を流し聞きしながらお目当てのお迎えドレスの説明が出るまで待っていました

 

こんな言い草ですが私が一度ハマったらとことん調べるタイプであったため説明を流し聞きしていただけで初心者でもフルチョに挑戦できるくらいしっかり説明してくださるので安心だと思います

 

さて、お迎えドレス

4種類あって女の子用と男の子用の7000円くらい?のドレスセット(これでもドールの衣装にしてはかなり安い)、もしくは女の子用のショーツとキャミソールの下着セット1000円、男の子用のトランクスとTシャツの下着セット700円がありました

 

ドレスセットの男の子用が売り切れていたのですが私のお目当ては女の子用の下着セット

 

ですが今作っているのはヒナちゃんでもちろん男の子、店員さんも

「男の子用のドレスは売り切れてるんですよねー…、男の子用の下着セット、トランクスなんかはほとんど販売されてないので買うなら買っておいた方がいいですよ」

って感じでまさか目の前の女が男の子のドールに女の子用の下着を着せようと目論んでいることなどつゆ知らず

「どうされます?」

完全に男の子用の下着を買うか買わないかで質問され性癖を告白する勇気のなかった私は

「やめときます」

と答えることになるわけです

 

店員さんがこれにするやろ?と決めかかってくるタイプの方だったのが少し不満でした

まぁわりと意見が言えるタイプの人間な私としてはそれほど問題はなかったのですが

 

しかし白のシンプルなレースのキャミソールと下着セットをヒナちゃんに着せるという願望が心を掴んで離さず、また、この機会を逃せば1000円で下着を買えることなんてほとんどないだろうしヒナちゃんのドールを真っ裸で放置することになりそうだったので頭を悩ますことになりました

 

あと、パーティングライン消しと全身コーティングとキップスの取り付けがオプションメニューにあったのですが全身コーティングはドールを頻繁に動かす人だと関節の部分が擦れて日焼けや黄変がムラになると聞いていたためなしに

 

キップスというのは関節を固定しやすくなる補助をする薄い円形の皮のパーツのことで内部に取り付けるのですがショートヘアだと頭と首の間のキップスが見えやすいと聞いていたためつける理由はありませんでした

店員さんもそんなにオススメはしない感じ

 

迷ったのはパーティングライン消し

服を着せれば目立たないとは言われたのですが、服をすぐに買ってあげられる余裕がないので迷いました

 

でもパーティングラインの残り方は個体差がありほとんど目立たない子もいること、後からでもドールを持ち込めばライン消しを頼めるというのが決め手でオプションは結局なしに

 

あと私は手先が小器用なので最悪道具を揃えれば自分で出来るかな?と

それほど難しいものではなく時間と根気があれば頼まなくてもできる作業のようです

 

もちろん綺麗に仕上げたいならプロに注文する方がいいと思います

 

いよいよ顔の印象を決めるメイクのオーダーへ…

 

と言いたいところなのですが結構ここまでで長くなってしまったので一番長いメイク編もオーダー編②として一旦分けて書きたいと思います

 

自担のドールを作る話 〜準備編〜

もうすぐイフオアが始まりますね

私は唐突にやってきた4連休で時間が余りまくってて、しかもイフオアのチケット代も払ったし冬コンもなかったからお金まで余ってたんですよ

 

オタク体質の人間が余分な時間とお金を持つとどうなるか…

 

新しい沼を発見してしまいました

 

また金のかかりそうなものを…

 

というわけで連休1日目の昼、ふと自担のドールって作れるのかな?と思って

「ドール オーダーメイド」

で検索していると出てきたのがボークスさんのスーパードルフィーというドール

 

お値段約5〜8万円

 

自担が絡むとこれが安いのか高いのか分からなくなってしまうのがオタクの悪いところ

 

あれ?8万でヒナちゃん作れるんだぁ…

 

ちょうど金曜の夜に夢の中で友達と自担を買うのに一体いくら出すかという議論を、夢の中で、してたところだったので

 

8万円お得じゃん!という謎思考に…

 

金銭感覚の喪失って怖いですね

 

 

さて、そんなわけでオーダーメイドのドールを作るにあたって準備したことと実際にオーダーした内容をブログに残しておきたいと思います

 

まずは基本語句だけ説明しておきます

ボークス ...有名なフィギュアやドールを取り扱っている会社

・天使のすみか…ボークスの系列会社の中でもドールを専門に扱っている店舗

・フルチョイス(フルチョ)…ボークスのサービスでドールの顔の形やメイク、ボディのパーツなどを選ぶことのできるもの。いわゆるオーダーメイドサービス

・SD、SDM…スーパードルフィースーパードルフィーミディの略称。スーパードルフィーの方が大人びた顔でサイズも大きく値段も高い

・里限定…京都の嵐山にある天使のすみかの格上版みたいなドール販売と展示の店舗である天使の里限定で販売されているパーツなどのこと

・お迎えドレス…フルチョイス限定のドールの服を買うことのできるサービスで普通に買うよりは若干割安

・ヘッド…頭の形のパーツ、これによってアイホールの形や唇、鼻の形など骨格が決まる、要は目の形に穴の開いた生首 

・DA…ドールアドバイザーの略、フルチョのオーダーを担当してくれる方

 

 

①準備編

サイズによって金額が変わってくるし選択肢も大幅に変わってくるので他のパーツについては店舗で調べるにしても、サイズだけは決めておいた方がいいだろうと考えました

 

SDMとSDで迷ったんです

他にもSD  Gr少年というSDよりもさらに大人っぽい男の子を作れるものがあります

SDの方にこれはいいなと思っていたヘッドがあったので8万円するけどそっちにしようかなと考えていました

 

しかしそのヘッドが里限定

 

大阪住みなので嵐山なら行けんことはないやろ、と思い調べてみたところ電車で1時間ちょい

 

あ、全然いけるやん

 

と思ったのですが最寄りを間違えていた

 

「嵐山」ではなく「嵯峨嵐山

 

これが全然電車代が違う

 

正直こんだけ往復で電車代出すほど絶対に欲しかったヘッドでもなかったので却下

一番近い日本橋にある天使のすみかに行くことに決定しました

 

SDの方が大人びた顔つきでヒナちゃん作るならこっちかな?と思ってヘッドの商品番号でインスタでチェックしていたのですが残念ながらグッとくるものがない

 

SDMと区別するためなのかSDのヘッドにはタレ目なヘッドがほとんどなかったため値段も安いしヒナちゃんの顔立ちにも近かったのでSDMにすることに…

また、SDの男の子が廃盤になったらしくSDMでない男の子を作るには10万近くするSD Gr少年を作るしかなかったのも理由の一つです

 

ちなみにSDMの方がSDよりも小さいと言っても全高は40cmあって結構デカイです

ドールなんて本当に初めてだったのでフィギュアとイメージが混ざっていたからかそのサイズにめちゃくちゃビックリしました

 

私はサイズから選びましたが、妥協出来るような値段じゃないので、サイズではなくヘッドで選んだ方がいいと思いました

 

そして、メイクについて写真やイラストがあった方がいいということで参考資料を3時間ほどかけて作成

参考資料を作り始めた時点でもう心の中はドールをお迎えする方向に決まっていました

 

気が早い…

 

完成したものがこちら

 

 

めちゃくちゃ書き込んでますよね

これでも後で書き足りないなと思うところがあったので口頭で説明するためにスマホのメモ帳に要望をまとめておきました

 

メモの内容をコピペしておくと

 

全体

ぽや顔

タレ目!絶対タレ目

でも目尻のシャドウは画像2のように少しだけ跳ねてもらっても構わない

(タレ目にシャドウが引っ張られると嫌だったので付け足し)

目頭の切開ラインが横向きにならないように

(ヒナちゃんはタレ目だけど目頭も下がっているので)

涙袋どうしよ(涙袋メイクをしているドールがいなかったので相談するつもりだった)

外国人顔って目頭側の方が二重幅広い

(末広二重にして欲しかった)

下唇を厚めに、甘えたな感じ

グロスはあんまりいらない

下唇の方が赤い感じがいい

ふわっとした感じ

正直特にこだわりはない

チーク

顔をすっきり見せたい

ナチュラルな色合いを使って欲しいだけでメイク自体を薄くして欲しいわけじゃない

(フルチョはメイクが薄くなりがちだという噂だったのでこれだけナチュラルにと指定してしまうとメイクが薄くならないか不安だった)

 

メモの内容はこんな感じ

 

元々自担のパーツフェチでパーツを分析すること自体は全く苦にならず、むしろ自担のパーツがいかに素晴らしいかというプレゼン資料作成のようなものなので楽しんで出来ました

 

むしろ苦労したのは写真選びの方

もちろん作るのはヒナちゃんと決めていたのですが、なんせ生きてる人間は表情がコロコロ変わる、雰囲気も変わる 

 

どんなヒナちゃんが欲しいのか分からなくなって何度もお気に入り登録している写真フォルダを見返してはにらめっこ

 

しかも参考資料に使うということはある程度画質が良くないと伝わらないためほぼ必然的に雑誌の写真を使うことに

 

するとこれまた写真の雰囲気が雑誌によって全然違う…

もちろん雑誌には各号ごと、記事ごとにひとつひとつテーマがあって、雑誌全体でもパーソンとカラーズと週刊のテレビ誌では全っ然雑誌自体の雰囲気が違う

 

そんなこんなで悩みながらもやっぱり最近私の心を一番射とめてくれた18年2月発売のパーソン24ページにある白シャツを着たヒナちゃんをベースにすることに

 

それと似たような雰囲気の写真を2枚追加して全体イメージの資料が完成

 

あとは今まで集めてきたヒナちゃんの左目の写真がまさかのここで大活躍

ストロベリーナイトのイチゴ状態だった私の「その他パーツ」というファイルがここでその使い道を見出すとは考えてもいませんでした

 

全体イメージに比べると楽しくあっさり目の資料作りは終了

唇はとりあえずヒゲが分からない写真、という選び方だったので比較的加工の強い週刊系の雑誌から選んでこちらもあっさり

 

地味に大変だったのが眉毛

おそらくヒナちゃんのパーツの中でかなり印象的なのが濃くて太い眉毛だと思うんです

 

ただし私は眉毛を出してるヒナちゃんがあんまり好きではない、つまりヒナちゃんの眉の形がそんなに好きではない

 

でも眉を変えてしまうとおそらく似せられないだろうなと思ったのでなんとか私のフォルダでは貴重な、前髪があまり眉毛を邪魔していない写真を捜索

 

こうして資料が完成したのです

 

するとある程度こういう顔を作るならヘッドはこうじゃないと、というヘッドの条件が定まってきたのでフルチョのデータベースが載っている非公式のサイト、http://wikiwiki.jp/sdfull/を参考に天使のすみかで選択できるSDMのヘッドをインスタグラムのタグ検索で片っ端から洗い出していく 

#sdm_f_(型番)で検索するとそのヘッドのドールの写真がたくさん挙がっています

 

そしてこれまた大苦戦

なんせインスタに上がっているヘッドの写真はすでにメイクされたもの

ツリ目メイクやタレ目メイクだけではなく粘膜の描き方にアイラインの入れ方、シャドウの色、チークまで全て違うわけですから慣れていない私は素のヘッドがどんなものなのか見当もつかない 

 

とりあえず丸3日間インスタを何度も見直してある程度まで絞り込みました

 

スキンの色はホワイトとノーマルがあってノーマルでもかなり色白

元々色黒なヒナちゃんを作るんだからホワイトは論外、ということでノーマルに決定

 

ボディは男の子と女の子、実は迷いました

女の子の場合、「すわりっこ」という股関節の柔らかい女の子座りなどができる脚が選択できるということで、それが魅力的だった

(しかしこれは私の勘違いで男の子でもすわりっこを選択できることが後に判明)

 

SDMの公式の年齢設定が10歳ということでもしかしたら女の子のボディでも胸は目立たないのでは?と画像検索してみたところ思ったよりもたわわな胸が…

元々男でも胸のない方なヒナちゃんですからこれは目立つ…

 

仕方なく男の子のボディにすることに決定

脚の長さはドールなので元々が長く、ロング脚と普通の脚が選択できましたが、普通の方がヒナちゃんに近かったので普通にすることに

 

改めて思ったのはヒナちゃん、スタイルおばけすぎる…

 

ドールと見比べても見劣りしない体型

そして顔が元々童顔で日本人の可愛いって感じの顔で目の作りがしっかりしているからドールっぽいんですよ

多分関ジャニ∞で一番SDMのドールにしやすいのはヒナちゃんじゃないかな?

SD Gr少年の方まで含めたら横山さん渋谷さんあたりも結構作りやすそうですけど

 

そんなわけでやっぱアイドルってすげえ、と思いながらボディのパーツについてはざっくり決定

 

手の形が選べるのは知っていたのですが画像を探すのがめんどくさかったのでこれは店頭でいいや、と断念

 

 足の形は普通、ヒール足、下駄足(親指と人差し指の間が鼻緒を挟めるようになっている)の3種類だと聞いていたのでヒール足と普通で迷ったのですがヒール足は里限定だということが判明

消去法で普通足になりました

 

テンションという内部のゴムの張り具合もゆるめ、普通、きつめの三種類から選べるそうですが無難に普通に決定

 

続いてアイ

いわゆる眼球なのですが小さい順に16、18/9、18、22というサイズが存在するみたいです

18/9というのは18ミリのサイズで瞳孔が16ミリと同じというタイプらしい(間違ってたらごめんなさい)

 

どうやら18ミリあたりが標準っぽかったの(あとでつけてみるとSDMにはかなり大きかったのでSDの方の標準かも)ですがあんまりドールっぽすぎるのもなぁ…という理由と、あとはヒナちゃんの綺麗な白目を反映したかったので16ミリに決定

 

色が茶色系のナチュラルなやつと紫系で悩みました…

ガラス製のアイは結構光の当たり方や影の具合で実際の瞳と同じように色合いが変わるので写真で見るのが大変

wikiの方で写真を見ていると灰紫というグレーがかった薄い色の紫をしているアイがめちゃくちゃ綺麗で、とりあえず紫系か茶系か、ということだけを決めてあとは店舗で見てみることに

 

そしてウィッグ

これまた強敵、というか男の子用のウィッグっていうのがそもそも少なくて、その上ヒナちゃんの短さの髪なんて皆無に等しい

色は茶系、それだけを決めて店舗で探すことに

 

フルチョ前に準備したことをまとめると

・ヘッドの絞り込み(4種類まで絞り込んだ)

・肌はノーマル肌に決定

・ボディを男の子、普通脚に決定

・髪色を茶系の短めに絞り込み

・アイは16ミリで紫系か茶系に絞り込み

・足は普通足に決定

・参考資料を製作、プリントアウト

 

準備で結構長くなってしまったので実際オーダーした内容については次の記事に書きたいと思います